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ドジャースに「過去の栄光を追うな」と辛辣指摘 フリーマンとの契約延長に球団専門メディアが疑問符

THE DIGEST編集部

2026.11.02

来季で契約が切れるフリーマンとの契約延長に、専門メディアから待ったの声がかかった。(C) Getty Images

来季で契約が切れるフリーマンとの契約延長に、専門メディアから待ったの声がかかった。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのフレディ・フリーマン内野手との契約延長に、疑問を呈する声が上がっている。ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は現地11月1日付の記事で、球団がその在籍を延ばす誘惑に抵抗すべきだと主張した。

 フリーマンは加入5年でオールスター選出5度、シーズンMVP投票トップ5入り2度、ワールドシリーズ優勝2度と同MVPを獲得している。同メディアは「彼をフランチャイズの偉人以下と呼ぶのは、球団の近年の黄金期における役割への冒涜だ」と評価した。
 
 一方で、37歳の一塁手は今季、キャリアでも有数の不本意なシーズンを送った。記事では「120wRC+は決して悪くない」としつつ、本塁打16本、盗塁7、守備では「-2 Defensive Runs Saved」と、パワー、走力、守備の衰えが続いていると指摘。fWAR2.6は2012年以来最低の数字だという。

 契約は2027年が最終年で、年俸は2700万ドル(約41億円)。その後は38歳でFAとなる。同メディアは「NLCSで、はるかに若く運動能力の高いブルワーズに、ロースター高齢化の穴を露呈してしまった後で、それが投資すべき選手像なのか」と疑問を投げかけた。

 フリーマンは今年、「40歳までプレーしたい」との希望を示しており、実現には2027年以降の2年延長が必要となる。記事は、現行の平均年俸(AAV)2470万ドルより減額なら重荷ではないとしながらも、「根本的な問題の解決にはならない」とした。

 さらに「このチームは率直に言って高齢だ」と断じた。長期契約を結ぶ主力で最も若いのは、1月に30歳となるカイル・タッカーと、28歳になったばかりの山本由伸で、2027年に保証年俸が残る30歳未満は、ほかにキム・ヘソンのみだ。一方、アンディ・パヘズ、ダルトン・ラッシング、佐々木朗希は25歳で、ホスエ・デポーラやマイク・シロタら、メジャーに近い25歳未満の有望株も控える。

 同メディアは「契約延長をめぐる懸念の本質は、それが台頭する有望株たちへの投資ではなく、ベテラン中心のチーム編成をさらに助長する姿勢を意味することになってしまうことだ」と述べ、「ドジャースが将来にわたって競争力を維持したいのであれば、過去の栄光を追い求め続けるわけにはいかない」と結んだ。

 フリーマンに対しては依然として一定の評価はあるものの、世代交代の時期をどう見極めるかが、今後の球団運営の焦点となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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