新型コロナウイルスの感染拡大により、26日（現地時間）に予定されていた今季開幕は延期となった。外出禁止が命じられているアメリカでは、選手たちが自宅など屋内で過ごす日々が続いているが、そのおかげ（？）で、普段なかなか見ることができない家族とのやり取りをSNS上にアップしている選手も少なくない。

　今最も話題の動画が、2017年に最多勝を獲得したクリーブランド・インディアンスの右腕、カルロス・カラスコが24日にインスタグラムに投稿した息子のピッチング練習だ。

「リトル・クッキー」とひと言を添えて投稿した動画には、カラスコの５人目となる息子ノア君が、家の中でパパめがけて投球している姿が収められているのだが、３日前に３歳となった子供とは思えない剛速球に加えて、パパの投球フォームを“完全再現”しようと努力している様がたまらなくかわいい（クッキーとはカラスコの愛称で、たまたまクッキーを食べていた時に、突然当時のチームメイトから“クッキー”と呼ばれ始めたのがきっかけ）。
  　動画を見たファンからも「可愛すぎる！」「パパそっくりのフォーム（笑）」「早くこの子と契約しなくちゃ！」と絶賛の声が集まり、また、球界最速先発投手のノア・シンダーガード（ニューヨーク・メッツ）と同じ名前とあって、「20歳になったら101マイル（約163キロ）を投げられそう」という人も。

　また数日前には、アトランタ・ブレーブスの主砲、フレディ・フリーマンが３歳の息子と裏庭で行った「野球対決」の動画を公開。チャーリー君が投じた渾身の一球を容赦なく“場外”へかっ飛ばす姿に、ファンからは「パパ、それはダメ！」「無慈悲……」「楽しそう！」とのコメントが届いている。

　フリーマンも反省（？）したのか、打たれたショックで持っていたボールを地面に投げつけたチャーリー君と一緒に、森に消えたボールを一緒に探しに行った。この動画はすでに270万回近く再生されるなど、かなりの人気を集めている。

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構成●SLUGGER編集部