プロ野球開幕が延期――。
最近の静まり返る球場を見て、寂しさとともに改めてファンの応援の『力』の大きさを肌で感じます。
原辰徳監督が話す「ファンあってのプロ野球」。本当にその通りです。開幕日が見えていない状況ですが、今年のチームや選手について考えながら、野球を楽しめる日を心待ちにしましょう。
今季の巨人について、原監督は「昨年のような戦い方ではAクラスには入れない」とリーグ優勝を果たした慢心は一切なく、そう話します。
大きな課題となるのは『先発陣』。昨季15勝4敗という好成績を残し、投手三冠に輝いた山口俊投手がメジャーリーグへ移籍。この大きな穴をいかにして埋めるのかというところです。エース菅野智之投手、新外国人サンチェス投手は早い段階で、先発ローテーションの2本柱として当確しました。
そして3番目に名前が挙がったのが、プロ2年目今年20歳の戸郷翔征投手でした。
私も以前のコラムで「持ってる男」「シンデレラボーイ」と、期待する選手の1人として注目していました。
昨季のルーキーイヤーは2試合登板。チームのリーグ優勝が決まった9月21日DeNA戦でプロ初登板、初先発。勝敗は付かなかったものの5回途中2失点という十分なパフォーマンスを見せ、もう1試合は、阿部慎之助さん引退記念試合で、途中から登板して4回無失点に抑え、球団記録17年ぶりの高卒新人でプロ初勝利を挙げました。
強烈なインパクトを残した2登板は本人も「人生の糧になりました」と話していました。
その後はクライマックスシリーズや日本シリーズという大きな舞台も経験し、そして初めてのオフは志願して、山口俊投手とともに自主トレを行いました。
山口投手といえば、切れ味抜群の『フォークボール』。この球を直伝されたと言い、
「狙って落としにいく訳ではなくて、しっかり腕を振って落とすこと」と考え方や感覚をアドバイスされたそうです。
さらに技術面だけではなく、食事の面も学び「めっちゃくちゃ食べました」と苦笑いでしたが、体重が5キロ増えて、球速も少し上がったと喜んでいました。
その成果が出て、オープン戦で好投した際には、宮本投手チーフコーチから「山口俊がいるんじゃないかという気になった」と太鼓判を押されています。
最近の静まり返る球場を見て、寂しさとともに改めてファンの応援の『力』の大きさを肌で感じます。
原辰徳監督が話す「ファンあってのプロ野球」。本当にその通りです。開幕日が見えていない状況ですが、今年のチームや選手について考えながら、野球を楽しめる日を心待ちにしましょう。
今季の巨人について、原監督は「昨年のような戦い方ではAクラスには入れない」とリーグ優勝を果たした慢心は一切なく、そう話します。
大きな課題となるのは『先発陣』。昨季15勝4敗という好成績を残し、投手三冠に輝いた山口俊投手がメジャーリーグへ移籍。この大きな穴をいかにして埋めるのかというところです。エース菅野智之投手、新外国人サンチェス投手は早い段階で、先発ローテーションの2本柱として当確しました。
そして3番目に名前が挙がったのが、プロ2年目今年20歳の戸郷翔征投手でした。
私も以前のコラムで「持ってる男」「シンデレラボーイ」と、期待する選手の1人として注目していました。
昨季のルーキーイヤーは2試合登板。チームのリーグ優勝が決まった9月21日DeNA戦でプロ初登板、初先発。勝敗は付かなかったものの5回途中2失点という十分なパフォーマンスを見せ、もう1試合は、阿部慎之助さん引退記念試合で、途中から登板して4回無失点に抑え、球団記録17年ぶりの高卒新人でプロ初勝利を挙げました。
強烈なインパクトを残した2登板は本人も「人生の糧になりました」と話していました。
その後はクライマックスシリーズや日本シリーズという大きな舞台も経験し、そして初めてのオフは志願して、山口俊投手とともに自主トレを行いました。
山口投手といえば、切れ味抜群の『フォークボール』。この球を直伝されたと言い、
「狙って落としにいく訳ではなくて、しっかり腕を振って落とすこと」と考え方や感覚をアドバイスされたそうです。
さらに技術面だけではなく、食事の面も学び「めっちゃくちゃ食べました」と苦笑いでしたが、体重が5キロ増えて、球速も少し上がったと喜んでいました。
その成果が出て、オープン戦で好投した際には、宮本投手チーフコーチから「山口俊がいるんじゃないかという気になった」と太鼓判を押されています。