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"新人バットボーイ"ならぬ"新人バットドッグ"の訓練風景に「かわいい!」の声が殺到。デビューは2021年の予定

2020.04.01

写真はアスレティックス傘下3Aラスベガス・アビエイターズのバットドッグであるフィン。彼らはファンや選手にとってアイドル的存在だ。(C)Getty Images

写真はアスレティックス傘下3Aラスベガス・アビエイターズのバットドッグであるフィン。彼らはファンや選手にとってアイドル的存在だ。(C)Getty Images

 日本では2000年代、広島市民球場で球審にボールを運ぶ”ボールドッグ”のミッキーが人気を博していたが、アメリカのマイナーリーグにもバットを運ぶ犬、”バットドッグ”がいる。彼らバットドッグはファンだけでなく選手たちにも癒やしを与えるアイドル的存在として大人気だ。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、メジャーと同様にマイナー開幕も延期となり、彼らバットドッグも当面は休業が続くとみられる。だが、そんな中でも新人(新犬?)バットドッグが懸命にトレーニングに励んでいる様子を、ウェブサイト『ニュージャージー・ニュース』の記者がツイッターで公開した。
 
 今回トレーニングの様子が公開されたのは、ヤンキース傘下2Aトレントン・サンダー所属のバットドッグ、ダッシュ。まだ生後3ヵ月のゴールデンレトリバーで、3月に入団したばかりである。

 当初ダッシュが自分の体長よりも長いバットを重そうに引きずっていると、先輩バットドッグのルーキー(名前こそ”ルーキー”だが、この道7年のベテランだ)が登場。まるでお手本を見せるように、2匹で仲良く一緒にバットを運ぶ様子を収めた動画には「かわいい!」「ほっこりする!」といった声が殺到している。

 もっともダッシュのデビューは21年の予定で、今季は開幕後もフィールドに出ることはない。今は子犬だが、その頃にはもっと体も大きくなって、悠々とバットを運べるようになっているだろう。まだ今季開幕日も定まっていない中では少し気が早いが、来年のダッシュの仕事ぶりにも要注目だ。

構成●スラッガー編集部

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