シカゴ・カブスの開幕投手最有力候補と目されているダルビッシュ有。今季でメジャー９年目を迎える33歳右腕は、危機管理能力も優れているようだ。

　現地時間３月16日（日本時間17日）、ダルビッシュは自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの陽性反応が出たＮＢＡ選手が風邪気味で試合に出場していたという記事を引用し、「自分が体調不良で登板回避した理由はこうなるのが嫌だったから。チームドクターが即自分を帰宅させた判断も完璧だった」と綴った。

　ダルビッシュは今月５日、咳の症状を理由にオープン戦の登板を回避。病院での検査後には、咳も発熱も収まったことを報告するとともに、「万が一の可能性を考えてクラブハウスに入る前に球団に言いました。コロナのこともあるから一瞬で病院に行かされた笑」などとツイッターで明かしていた。
  　今回の投稿をチェックしたファンからは「危機管理能力さすがです」「賢明な判断ですね！」「ダルビッシュ選手の行動もだし、チームドクターの判断も素晴らしかったと思います」などと称賛の声が挙がっている。

　メジャーリーグでは、コロナウイルスの影響により３月26日（日本時間27日）に予定されていたレギュラーシーズン開幕は少なくとも２週間の延期することが決定しており、現状では開幕戦は４月９日（日本時間10日）以降になる見込みだ。

構成●THE DIGEST編集部

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