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MLB

田中将大、帰国理由と複雑な想いを綴る「新型コロナ以外でも身の危険を感じる出来事が…」

THE DIGEST編集部

2020.04.02

3月下旬に一時帰国していたことをツイッターで報告したヤンキースの田中投手。(C)Getty Images

3月下旬に一時帰国していたことをツイッターで報告したヤンキースの田中投手。(C)Getty Images

 4月2日、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月下旬に日本へ帰国していたことを明かした。

 田中は、文面の冒頭で「一部報道にもありました通り、3月下旬に家族と共に日本へ一時帰国しました」と報告。「現在新型コロナウイルスの感染が拡大しているアメリカから日本に入国する事で、私たちは現在何も症状はありませんが、それでも知らず知らずに誰かに感染させてしまうことはないか?逆に家族が感染してしまうのではないか?様々な想いがありました」と葛藤を綴っている。
 
 田中は続けて、「キャンプ中断後もキャンプ地フロリダで生活していく中で、新型コロナウイルス感染以外でも身の危険を感じさせられる出来事があり、十分に注意をしながら一時帰国する決断をいたしました。現在は日本政府の要請通り、2週間の自宅待機中です」と説明。最後は「引き続き海外からの入国者として、責任ある行動をとっていきたいと思います」と締めくくった。

 現在、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。ヤンキースの本拠地・ニューヨークでは4月1日時点で8万件を超える感染者が報告され、約2000人の死者が出ている。メジャーリーグは開幕の目途が立っておらず、レイズの筒香嘉智、ブリュワーズの山口俊は一時的に帰国。カブスのダルビッシュ有はアメリカに残留することをツイッターで表明している。

構成●THE DIGEST編集部

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