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MLB

球団傘下のマイナーリーガー総勢200人近くに10万円を援助! 称賛を集めるチューの男気

2020.04.02

自らが苦労した経験からマイナーリーガーの援助に乗り出したチュー。支援総額は2000万円近くに上る。(C)Getty Images

自らが苦労した経験からマイナーリーガーの援助に乗り出したチュー。支援総額は2000万円近くに上る。(C)Getty Images

 アジア人メジャーリーガーでは歴代で唯一、通算200本塁打以上を記録している韓国出身のチュー・シンスー(テキサス・レンジャーズ)がチーム傘下に所属する総勢191人のマイナーリーガ全員に1000ドル、日本円にして約10万7000円を援助することを発表して大きな話題を集めている。

 地元紙『ダラス・モーニング・ニュース』やウェブメディア『ジ・アスレティック』の報道によると、チューは以前から次世代の選手を援助する方法を模索していたとのこと。今回、新型コロナウイルスの拡大による開幕延期でマイナーリーガーの生活がより一層不安定になることを気遣い、全選手に現金を援助するアイデアを思い付いたという。

 韓国では高校時代から大きな注目を集めたチューも、メジャーに定着するまでは長い年月を要した。2000年にシアトル・マリナーズに入団しメジャーデビューを果たしたのは05年。だが、その後も3Aとの往復が続き、主力として定着したのはクリーブランド・インディアンス移籍後の08年からで、約7年のマイナー生活を経験している。
 
 他の多くの選手と同様、マイナー時代はお金の問題にも悩まされ、3A時代のサラリーはわずか週350ドル。遠征時には1日20ドルの食費が出ていたが、当時、赤ん坊だった長男のおむつ代を捻出するため食事を抜くこともしばしばあったという。

「マイナー時代のことは決して忘れない。他の選手に自分と同じ経験をしてほしくない」と語るチュー。「いつの日か、彼らがビッグリーグに上がってチームの優勝に貢献してくれるかもしれないからね。才能ある選手がお金のために副業をしてほしくない。だから彼らを助けたいんだ」とのコメントも心憎い。

 走攻守のバランスの良さと抜群の選球眼が持ち味のチューは13年オフにレンジャーズと7年1億3000万ドルの超大型契約を獲得。その後は怪我や不振に悩まされ、不良債権呼ばわりされた時期もあったが、今回の“善行”は大きな称賛を集めるに違いない。

 ちなみに、MLB機構も少なくとも5月下旬まで全マイナーリーガーに週400ドルの給与を支払うことを発表している。

構成●スラッガー編集部

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