MLB機構と選手会が5月にアリゾナで無観客でのシーズン開幕を模索していることが分かった。
『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じたところによると、MLBはアリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドや各球団のスプリング・トレーニング施設を使用して公式戦を開催することを目指している。すでにCDC(アメリカ疾病予防管理センター)や国立衛生研究所もこの案を支持しているといわれ、いよいよシーズン開幕へ向けて大きく前進することになった。その場合、アメリカ四大スポーツでMLBが最も早く公式戦を再開することになる。
5月開幕が実現するためのカギは、これまでより早くウイルス感染の有無を判定できる新たな検査の導入。関係者によれば、5月初旬までにテストが普及するとの見通しを示している。 アリゾナ開催が実行された場合、選手やコーチたちは近隣のホテルに滞在し、移動は球場とホテルとの往復のみ。また、人と人との濃厚接触を可能な限り避けるため、コンピューターによる自動ストライク判定しシステムや、捕手やコーチがマウンドに行くのを禁じる措置の導入も検討されている。さらに、162試合かそれに近い数の試合数を消化するため、7イニング制のダフルヘッダーが導入される可能性もある。また、ロースター枠も現行の26人から拡大される見込みだ。
ただ、ウイルスの拡大状況によっては、シーズン終了までアリゾナで行われる可能性もあり、その場合は長期にわたって家族と離ればなれになる選手への影響などが懸念される。
いずれにしても、MLB機構と選手会が合意すれば、5月に全30チームがアリゾナに集結して数週間のスプリング・トレーニングを行うとともに、その間に移動や検査体制を整備。大きな問題がなければシーズンを開幕させるスケジュールだという。
もしこの形でシーズンを迎えられるならば、同じように早期開幕を目指す日本プロ野球にもヒントになるかもしれない。
構成●スラッガー編集部
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じたところによると、MLBはアリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドや各球団のスプリング・トレーニング施設を使用して公式戦を開催することを目指している。すでにCDC(アメリカ疾病予防管理センター)や国立衛生研究所もこの案を支持しているといわれ、いよいよシーズン開幕へ向けて大きく前進することになった。その場合、アメリカ四大スポーツでMLBが最も早く公式戦を再開することになる。
5月開幕が実現するためのカギは、これまでより早くウイルス感染の有無を判定できる新たな検査の導入。関係者によれば、5月初旬までにテストが普及するとの見通しを示している。 アリゾナ開催が実行された場合、選手やコーチたちは近隣のホテルに滞在し、移動は球場とホテルとの往復のみ。また、人と人との濃厚接触を可能な限り避けるため、コンピューターによる自動ストライク判定しシステムや、捕手やコーチがマウンドに行くのを禁じる措置の導入も検討されている。さらに、162試合かそれに近い数の試合数を消化するため、7イニング制のダフルヘッダーが導入される可能性もある。また、ロースター枠も現行の26人から拡大される見込みだ。
ただ、ウイルスの拡大状況によっては、シーズン終了までアリゾナで行われる可能性もあり、その場合は長期にわたって家族と離ればなれになる選手への影響などが懸念される。
いずれにしても、MLB機構と選手会が合意すれば、5月に全30チームがアリゾナに集結して数週間のスプリング・トレーニングを行うとともに、その間に移動や検査体制を整備。大きな問題がなければシーズンを開幕させるスケジュールだという。
もしこの形でシーズンを迎えられるならば、同じように早期開幕を目指す日本プロ野球にもヒントになるかもしれない。
構成●スラッガー編集部
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