昨日から“開幕”したメジャーリーグ。といってもリアルの試合ではなく、「MLB THE SHOW プレーヤーズ・リーグ」が始まった。この「プレーヤーズ・リーグ」は、MLB機構と選手会が協力し、人気テレビゲーム『MLB THE SHOW』を舞台に、全30球団から選出された代表者がリーグ戦を戦うもの。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕の見通しが立たない中、ファンを楽しませようと企画されたチャリティ・イベントだ。
すでに4試合が消化されているが、唯一の無敗チームは“飛ばし屋”ジョーイ・ギャロ率いるテキサス・レンジャーズ。ギャロは過去オンラインで15試合しかプレーしていないにもかかわらず見事すぎる腕前に、ある“疑惑”が浮上しているほどだ。
“告発”したのは、2018年サイ・ヤング賞投手のブレイク・スネル(タンパベイ・レイズ)。ゲームが趣味のスネル(得意ジャンルはFPS系)だが、3試合目に対戦したギャロに2対11で大敗した。すると左腕は、「『ゲームのキャラを使って打てないよ』とか言っていたくせに、7000フィートも吹っ飛ばしやがったんだ。ひょっとしたら、アイツの家にはプロのゲーム配信者がいて、ギャロはカメラの前に座っているだけじゃないかな。だって、アイツは一度もこのゲームをやったことがないって言ってたんだ」と、なかば腹いせに近い形で疑惑の目を向けたのだ。
事実かどうかはさておき、ギャロはスネルとの「プレーヤーズ・リーグ」での一戦で“衝撃”のプレーを披露した。レイズ本拠地のトロピカーナ・フィールドで行われたこの試合の初回、ギャロは「3番・ギャロ」の打席で、「スネルが操作するスネル」から右翼席に特大の3ランを放って見せる(動画内47秒付近)。このシーンが「デジャブ!」「現実の再現だ!」と話題を呼んでいるのだ。
実は昨年の6月30日、同じ球場で両者は対戦。その際にギャロは、スネルから右翼席へ特大のホームランを放っていたのだ。しかも球種は同じスライダー(動画内12秒付近)。もっとも、この時はスネルがギャロの2ランのみに抑え、試合はレイズが6対2で勝利したのだが。
果たしてギャロは、「プレーヤーズ・リーグ」4試合で計30得点・4失点と絶好調。一躍、優勝候補に浮上している。4月30日からのポストシーズン、そしてワールドシリーズに出場するチームはどこなのか。“シーズン”はまだ始まったばかりである。
構成●SLUGGER編集部
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
すでに4試合が消化されているが、唯一の無敗チームは“飛ばし屋”ジョーイ・ギャロ率いるテキサス・レンジャーズ。ギャロは過去オンラインで15試合しかプレーしていないにもかかわらず見事すぎる腕前に、ある“疑惑”が浮上しているほどだ。
“告発”したのは、2018年サイ・ヤング賞投手のブレイク・スネル(タンパベイ・レイズ)。ゲームが趣味のスネル(得意ジャンルはFPS系)だが、3試合目に対戦したギャロに2対11で大敗した。すると左腕は、「『ゲームのキャラを使って打てないよ』とか言っていたくせに、7000フィートも吹っ飛ばしやがったんだ。ひょっとしたら、アイツの家にはプロのゲーム配信者がいて、ギャロはカメラの前に座っているだけじゃないかな。だって、アイツは一度もこのゲームをやったことがないって言ってたんだ」と、なかば腹いせに近い形で疑惑の目を向けたのだ。
事実かどうかはさておき、ギャロはスネルとの「プレーヤーズ・リーグ」での一戦で“衝撃”のプレーを披露した。レイズ本拠地のトロピカーナ・フィールドで行われたこの試合の初回、ギャロは「3番・ギャロ」の打席で、「スネルが操作するスネル」から右翼席に特大の3ランを放って見せる(動画内47秒付近)。このシーンが「デジャブ!」「現実の再現だ!」と話題を呼んでいるのだ。
実は昨年の6月30日、同じ球場で両者は対戦。その際にギャロは、スネルから右翼席へ特大のホームランを放っていたのだ。しかも球種は同じスライダー(動画内12秒付近)。もっとも、この時はスネルがギャロの2ランのみに抑え、試合はレイズが6対2で勝利したのだが。
果たしてギャロは、「プレーヤーズ・リーグ」4試合で計30得点・4失点と絶好調。一躍、優勝候補に浮上している。4月30日からのポストシーズン、そしてワールドシリーズに出場するチームはどこなのか。“シーズン”はまだ始まったばかりである。
構成●SLUGGER編集部
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