新型コロナウイルス感染拡大はプロ野球のペナントレースだけでなく、アマチュア選手のスカウティングにも大きな影響を与えている。カテゴリーで大会の中止、延期が相次いでおり、スカウト活動は実質休止となっている。ドラフト候補選手にも辛い時期が続いているが、そんな時だからこそ有望選手を積極的に紹介していきたい。今回は上位指名が予想される打者を見ていこう。
ここ数年、ドラフトのトレンドは高校生野手だ。2017年は清宮幸太郎(日本ハム)、中村奨成(広島)、村上宗隆(ヤクルト)、安田尚憲(ロッテ)、2018年は根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)、小園海斗(広島)、太田椋(オリックス)といずれも4人が1位指名されている。
佐々木朗希(ロッテ)、奥川恭伸(ヤクルト)の高校生投手に人気が集中すると見られていた昨年も、蓋を開けてみれば石川昂弥(中日)に3球団の入札が集中し、森敬斗(DeNA)も単独1位で指名される結果となった。どの球団も長くレギュラーを任せられる中心打者を求めている傾向が強まっていることはまちがいないだろう。
しかし、今年は大学生が中心になりそうだ。中でも、強打者タイプでは牧秀悟(中央大)と佐藤輝明(近畿大)、リードオフマンタイプでは五十幡亮汰(中央大)が筆頭候補となる。
牧は松本第一高時代から長野県内では評判のショートだったが、東都大学でもナンバーワンの打者に成長した。特に素晴らしかったのはセカンドに回った昨年の活躍だ。春は打率4割で首位打者に輝くと、秋も厳しいマークの中で結果を残してMVPを受賞。大学日本代表でも4番を任され、高校日本代表の壮行試合では西純矢(創志学園高→阪神1位)から一発を放って存在感を発揮した。この春のオープン戦ではショートとしても出場しているが、プロでも貴重な打てるセカンドとして楽しみな選手だ。
ここ数年、ドラフトのトレンドは高校生野手だ。2017年は清宮幸太郎(日本ハム)、中村奨成(広島)、村上宗隆(ヤクルト)、安田尚憲(ロッテ)、2018年は根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)、小園海斗(広島)、太田椋(オリックス)といずれも4人が1位指名されている。
佐々木朗希(ロッテ)、奥川恭伸(ヤクルト)の高校生投手に人気が集中すると見られていた昨年も、蓋を開けてみれば石川昂弥(中日)に3球団の入札が集中し、森敬斗(DeNA)も単独1位で指名される結果となった。どの球団も長くレギュラーを任せられる中心打者を求めている傾向が強まっていることはまちがいないだろう。
しかし、今年は大学生が中心になりそうだ。中でも、強打者タイプでは牧秀悟(中央大)と佐藤輝明(近畿大)、リードオフマンタイプでは五十幡亮汰(中央大)が筆頭候補となる。
牧は松本第一高時代から長野県内では評判のショートだったが、東都大学でもナンバーワンの打者に成長した。特に素晴らしかったのはセカンドに回った昨年の活躍だ。春は打率4割で首位打者に輝くと、秋も厳しいマークの中で結果を残してMVPを受賞。大学日本代表でも4番を任され、高校日本代表の壮行試合では西純矢(創志学園高→阪神1位)から一発を放って存在感を発揮した。この春のオープン戦ではショートとしても出場しているが、プロでも貴重な打てるセカンドとして楽しみな選手だ。