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高校野球

【名門校の歴代ベストチーム作ってみた:横浜高】盤石の投手陣と強力打線を兼ね備えた‶ドリームチーム”が完成!

2020.04.28

横浜高といえばやはり松坂。98年に甲子園春夏連覇を果たしたチームからは、4人もプロ野球選手が生まれている。写真:朝日新聞社

横浜高といえばやはり松坂。98年に甲子園春夏連覇を果たしたチームからは、4人もプロ野球選手が生まれている。写真:朝日新聞社

"歴代ベストチーム"はロマンだ。今回、編集部では「出身校別歴代ベストチーム」を選定。高校、大学、社会人野球の名門を対象に夢のベストチームを独自に選出し、打線も組んでみた。今回は春夏通算甲子園出場34回、全国制覇5回を誇る横浜高校だ(野手8人+投手5人を選定)。

●横浜高出身選手の歴代ベストチーム
1(中)多村仁志(元横浜ほか)
2(捕)近藤健介(日本ハム)
3(右)鈴木尚典(元横浜)
4(左)筒香嘉智(レイズ)
5(三)福田永将(中日)
6(一)愛甲猛(元ロッテほか)
7(二)石川雄洋(DeNA)
8(遊)阿部真宏(元近鉄ほか)
9(投)松坂大輔(西武)

(先発)涌井秀章(楽天)
(先発)成瀬善久(元ロッテほか)
(先発)高橋建(元広島ほか)
(抑え)横山道哉(元日本ハムほか)
 
 チームを組んで改めて実感したのは、ベイスターズでプレーした選手の多さである。先発メンバーに入った多村、鈴木、筒香、石川の4人以外にも小池正晃や荒波翔、現役では倉本寿彦や乙坂智らがいる。

 それはそれとして、さすがは50年近く神奈川に君臨する強豪校。各ポジションに隙のない人材が揃った。1番からいきなりシーズン40本を放ったこともある多村が登場するのは、相手投手にとっては恐怖だろう。プロ入り当初はリードオフマンだった石川とも迷ったが、「1番・強打者」の役割を期待して多村を選んだ。続く2番は現役有数のコンタクトヒッターである近藤が務める。外野に強力な選手が揃っているため、彼には高校時代に守った捕手に回ってもらった。

 3番の鈴木は、マシンガン打線の中軸として97~98年に2年連続で首位打者を獲得した"ハマの安打製造機"。4番は今季からレイズ入りする筒香で決まりだろう。横浜高校の出身選手で本塁打王・打点王の経験があるのは彼だけだ。続く5番は豪快なフォロースルーでおなじみの大砲・福田に託した。

 愛甲は80年に横浜高が夏の甲子園優勝を果たした時のエース投手だが、プロ入り後に野手へ転向。89年にゴールデングラブを獲得した他、88~92年にかけて535試合連続全イニング出場を果たしている。さらに7番に石川、8番には小技を武器に、03年にはオールスターにも出場した阿部を置き、盤石の布陣が完成した。
 

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