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プロ野球

「野球ができる喜びを日々感じて…」阪神・原口文仁が、がんから復帰後一年を報告。ファンもエール!

THE DIGEST編集部

2020.06.06

沖縄キャンプでも練習試合で適時打を放つなど、活躍を見せる阪神の原口。写真:朝日新聞

沖縄キャンプでも練習試合で適時打を放つなど、活躍を見せる阪神の原口。写真:朝日新聞

 阪神タイガースの原口文仁が6月4日、自身のツイッター(@fumuhit94)を更新。新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れている今、野球ができる喜びをかみしめた。

 ツイートは以下の通り。

「多くの方から『復帰して1年だね』と声をかけてもらいました。
すごく昔のことのように感じますけど
1年なんですね。

練習試合も始まっています。
野球ができる喜びを日々感じて、
楽しみます!」

 この投稿に、ファンからは「いつも感動と勇気をありがとうございます」「お体に気をつけてこれからも頑張って下さい」「あなたのおかげで闘病できました。ありがとうございます」など、感謝や応援のコメントが多数寄せられた。

 原口は昨年1月24日、人間ドックにて大腸がんが見つかったことを公表。抗がん剤治療を続け、ちょうど1年前の6月4日に一軍に復帰した。復帰後は6月9日の日本ハム戦でサヨナラ安打を放つなど勝負強さを発揮し、オールスターにも選出された。ここで2本のホームランを放ち、敢闘選手賞を獲得、ファンの心に深く刻まれる活躍を見せている。
 
 昨年はがん、今年は新型コロナウイルスのため、原口にとって2年連続で球春が遅れて到来することになったが、このような状況下でも心から楽しんで野球をプレーする姿は、阪神ファンに限らず、すべての野球ファンを元気づけることだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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