専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
プロ野球

楽天・鈴木大地が勝ち越しタイムリーで通算1000本安打を達成!記録よりも「1本出たことにホッとしている」

THE DIGEST編集部

2020.06.19

昨オフに国内FA権を行使して楽天に加入した鈴木。8回に勝ち越しタイムリーを放ち、通算1000本安打を達成した。写真:産経新聞社

昨オフに国内FA権を行使して楽天に加入した鈴木。8回に勝ち越しタイムリーを放ち、通算1000本安打を達成した。写真:産経新聞社

オリックス1-9楽天/6月19日/京セラD大阪

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていたプロ野球が19日に開幕。2013年以来のリーグ優勝を狙う楽天は、この日18時より京セラドーム大阪で行なわれたオリックス戦に9-1で勝利した。オリックスは2012年から開幕戦9連敗となった。

 両チーム、犠牲フライで1点を取り合う形で迎えた8回。ノーアウト満塁の場面で、楽天にFA加入した鈴木大地が、オリックス2番手・神戸の初球を右前へ運ぶ勝ち越しタイムリーを放つ。鈴木はこれでプロ野球史上303人目となる通算1000本安打を達成した。楽天はこの回に一挙8点を叩き出し、試合の趨勢を決めた。
 
 この日、開幕投手を務めた楽天・則本昂大は両者7回1失点と上々の内容。1失点した3回以外をすべて三者凡退に抑えるなど、安定感のあるピッチングでチームの開幕戦勝利に貢献した。

 試合後に行なわれたヒーローインタビューには楽天の鈴木が登場し、「あんまり緊張しすぎて覚えていないんですけど、とにかく振ってこうと思って振ったんですけど、そしたらもうライトに打球が跳んでました」とコメント。1000本安打を達成した心境については「このチームに来て1本出たことだとか、今日1番大事なところで1本出たということのほうがホッとしている」などと話し、最後は「画面越しでも伝わるような熱いプレーをこれからも見せたいと思います」と締めた。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号