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侍ジャパン

「五輪の借りは五輪で返す」侍ジャパン稲葉監督、東京五輪までの続投決定!オンライン会見で意気込みを語る

THE DIGEST編集部

2020.07.18

来年の五輪まで続投が決まった稲葉監督写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

来年の五輪まで続投が決まった稲葉監督写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 東京五輪までの続投が正式に決定した侍ジャパンの稲葉篤紀監督が17日、オンライン会見で意気込みを語った。

 昨年秋のプレミア12優勝に導くなど、その手腕が高く評価され、今回の契約延長となった。本来の「五輪一年前」だった昨年との気持ちの変化を問われると、稲葉氏は「気持ちに変わりありません。金メダルという目標は変わりませんし、そこに向けて1年じっくり考える時間をいただいたと前向きに捉えています」と現在の心境を話した。

 現在、現場での選手視察は行なわず、テレビ越しに選手をチェックしているという稲葉氏。選手選考について、プレミア12の選手を中心に構想していることを明かした一方で、「若くて生きのいい選手が出てくれば野球界にとっても良いことだと思います」と若手の台頭にも期待した。

 日本代表は、前回野球が実施された08年の北京五輪では準決勝で韓国に、3位決定戦でアメリカに敗れメダルを逃した。選手としてその悔しさを経験した指揮官は「五輪の借りは五輪で返す、金メダルという目標に向けて全力疾走していきたい」と力強く宣言した。
 
 日本代表のメダル獲得となれば04年のアテネ大会以来、さらに金メダルとなると84年ロサンゼルス大会まで遡る。日本中の野球ファンの夢を乗せて、稲葉監督の挑戦はさらに続く。

構成●THE DIGEST編集部

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