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MLB

「恥ずかしすぎる」珍プレーにファン騒然。超有望株外野手が右飛を“アシスト”して本塁打に

SLUGGER編集部

2020.08.14

球界屈指の有望株アデルが、不名誉すぎる“本塁打アシスト”で話題をさらった。(C)Getty Images

球界屈指の有望株アデルが、不名誉すぎる“本塁打アシスト”で話題をさらった。(C)Getty Images

 スーパープレーも、笑えるような面白プレーが頻繁に起こるのも、メジャーリーグの魅力だろう。現地時間9日のメジャーでは、その後者が大きく注目された。テキサス・レンジャーズの本拠地で行われたロサンゼルス・エンジェルス戦。エンジェルスの右翼手ジョー・アデルが、“笑撃”的すぎるプレーを披露して話題を呼んだ。

 事件は、2対5で迎えた5回2死の守備で起こった。レンジャーズのニック・ソラックが強振した打球はフェンス手前で失速し、ライトのアデルも悠々と落下点に入った……のだが、何とグラブの土手に打球が当たると、“ワンバウンド”でスタンドイン。世にも珍しい“フォーベース・エラー”として、「ソロ本塁打」を相手にプレゼントしてしまったのだ。
 
 まさかまさかのプレーに、当人のアデルも頭を抱えて大へこみ。このプレーはただちにSNS上で拡散すると、「アデルのオウンゴールだ!」「バレーボール(笑)」「むかし(ホゼ・)カンセコもやってたなぁ(編集部注:通算462本塁打の強打者のカンセコは、1993年5月26日の試合で打球が頭に直撃して本塁打を“アシスト”していた)」「ただただ恥ずかしすぎる」と、ファンの間でも“笑い”が巻き起こる結果になってしまった。

 今季デビューした21歳のアデルは、MLB.comの有望株ランキング全体6位に評価されている5ツール・プレーヤー。昨年はプレミア12米代表としても来日し、2本塁打を放つ活躍を見せた。この試合でも、“本塁打アシスト”の他、打席でも4打席4三振とまるで良いところがなく、文字通り攻守で足を引っ張ってしまった。チームも5勝11敗と低空飛行が続いているが、ここからアデルが潜在能力を発揮してくれることを期待したい。

構成●SLUGGER編集部

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