専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
プロ野球

阪神が藤川球児の今季限りでの現役引退を発表。名球会入りまでは残り5セーブ

SLUGGER編集部

2020.08.31

日米通算806試合に登板して245セーブ。最多セーブのタイトルも2度獲得するなど、藤川は球史に残るリリーバーといっていい。写真:産経新聞社

日米通算806試合に登板して245セーブ。最多セーブのタイトルも2度獲得するなど、藤川は球史に残るリリーバーといっていい。写真:産経新聞社

 阪神タイガースは31日、藤川球児が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 藤川は39歳だった昨季も56試合に登板。代名詞の“火の玉ストレート”は衰え知らずかと思えるほどで、今季も開幕からクローザーを任されていた。だが、ここまで11試合に登板して防御率7.20と不振。右上肢のコンディショニング不良で13日に登録抹消され、二軍での調整が続いていた。
 
 1998年に高知商高からドラフト1位で阪神に入団した藤川は、2004年にリリーフで一軍に定着。05年にはジェフ・ウィリアムス、久保田智之とともに“JFK”の一角として80試合に登板し、リーグ優勝に貢献した。その後も07年に当時の日本記録となる46セーブを記録するなど活躍を続け、13年からは渡米してカブスやレンジャーズでプレー。16年に阪神へ復帰し、昨季まで毎年40試合以上に登板するなど、阪神の屋台骨を支え続けた。

 現時点で日米通算245セーブ。名球会入りの条件となる250セーブまではあと5つだ。残り半分となった今シーズンでの達成が期待される。

構成●SLUGGER編集部

【阪神PHOTO】無観客でもなんのその!元気にプレーする選手たち

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号