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MLB

今年は5人以上の出場が確定! ポストシーズンの日本人選手出場最多は何人?

SLUGGER編集部

2020.09.26

ダルビッシュ(左)、前田(中央)、田中(右)をはじめ、今年は5人の日本人選手がポストシーズンへ出場する。(C)Getty Images

ダルビッシュ(左)、前田(中央)、田中(右)をはじめ、今年は5人の日本人選手がポストシーズンへ出場する。(C)Getty Images

 メジャーリーグではすでに、レイズ(筒香嘉智)、ヤンキース(田中将大)、ブルージェイズ(山口俊)、ツインズ(前田健太)、カブス(ダルビッシュ有)と、日本人選手が在籍するチームが5つもポストシーズン進出を確定させている。また、秋山翔吾が所属するレッズも、まだプレーオフ進出の可能性を残している。だが、仮に秋山を入れて6人が出場するとしても、これは最多記録ではない。

 これまでの最多は2008年の7人。この年はポストシーズンに出場したチームは今年の半分の8チームだったが、そのうち5チームに日本人選手が存在した。レッドソックスの松坂大輔と岡島秀樹、ドジャースの黒田博樹と斉藤隆、フィリーズの田口壮、レイズの岩村明憲、カブスの福留孝介である。このうち、田口のフィリーズと岩村のいたレイズがワールドシリーズへ進出し、4勝1敗でフィリーズが制した。田口はワールドシリーズでの出場はなかったもののカーディナルス時代の06年に続いて2度目のチャンピオンリングを獲得。一方、岩村は二塁手として全5試合に出場して5安打を放った。
 
 なお、この前年の07年も、松坂、岡島、黒田に加えて松井秀喜(ヤンキース)、井口資仁(フィリーズ)、松井稼頭央(ロッキーズ)と計6人がプレーオフに出場している。ワールドシリーズはレッドソックス対ロッキーズとなり、初の日本人同士が対決したシリーズとなった。

 結果は4勝0敗でレッドソックスがスウィープ。第3戦に先発した松坂は日本人初のワールドシリーズ勝利投手となり、岡島も3登板。松井稼も17打数5安打、打率.294と気を吐いた。ポストシーズンに4人以上の日本人選手が出場したのは他に2度(05年と12年)あり、05年は当時ホワイトソックスにいた井口がワールドシリーズ優勝を果たしている。

 当然のことだが、日本人選手が多ければ多いほどワールドシリーズに出場できる確率は上がる。今年は、日本人選手がワールドチャンピオンの座を争う最高の舞台で躍動する姿を見ることができるだろうか。

構成●SLUGGER編集部

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