専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
プロ野球

「神様、ありがとうございました!」中日が木下拓哉の攻守で奮闘。大活躍の秘訣はビニール袋!?

THE DIGEST編集部

2020.09.26

朝の善行が勝利につながったと喜んだ中日・木下。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

朝の善行が勝利につながったと喜んだ中日・木下。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 中日3-2巨人/9月26日/東京ドーム

 中日がロースコアの好ゲームを制し、首位巨人の連勝を5で止めた。
 
 巨人・畠世周、中日・福谷浩司の両先発の好投で幕を開けたこの試合。5回表に2番京田陽太の2ランで中日が先制した。
 
 中島宏之のタイムリーで同点に追いつかれた直後の8回。巨人のマウンドには三番手大竹寛が上がる中、一死から7番木下拓哉が左翼席に運ぶ。先発福谷を巧みにリードしてきた女房役の殊勲打で、中日が勝ち越した。
 
 木下の見せ場は、バットにとどまらなかった。9回裏、一死後に守護神マルティネスが4番岡本を歩かせると、巨人ベンチは切り札・増田大輝を代走に。続く丸佳浩の2球目に増田がスタートを切るが、木下が立ちはだかる。正確な送球で二盗を阻止し、流れを断ち切った。
 
 試合後、木下は、「今日、ホテルで朝食食べた後、エレベーターで傘を入れるビニールが落ちていて、拾って捨てたので、神様が味方してくれたと思います。神様、ありがとうございました」とコメントし、大活躍の理由を明かした。
 
 この試合、打球を2度膝に当て、試合後足を引きずってベンチに引き上げた木下。かなりの痛みのはずだが、インタビューの最後には「明日も出まーす」と力強く宣言した。この必死のプレーを、神様が見放すはずがない。

構成●THE DIGEST編集部

【中日PHOTO】今季初実戦となる紅白戦を実施! ドラフト4位ルーキーの郡司や3年目の山本がアピール!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号