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プロ野球

DeNA・佐野恵太がベストナイン受賞! 主将就任1年目で首位打者、4番、5試合連続弾と大活躍

THE DIGEST編集部

2020.12.16

レギュラー1年目ながら数々の称号を手にした佐野。誰もが納得のベストナイン受賞だが、本人は……。写真:徳原隆元

レギュラー1年目ながら数々の称号を手にした佐野。誰もが納得のベストナイン受賞だが、本人は……。写真:徳原隆元

 ベイスターズの超新星が記録ずくめの1年となった。

 16日、日本プロ野球は両リーグのベストナインを発表し、DeNAからは佐野恵太が初受賞となった。昨季までの佐野は代打の切り札として活躍していたが、今季からは筒香嘉智のメジャー移籍に伴って4番を任されただけでなく、新主将も拝命した。

 そしてレギュラー実質1年目ながらも、ほぼフルシーズン完走して打率.328、20本塁打、69打点、OPS.927と大ブレイク。史上18人目となる初の規定打席で首位打者のタイトルを獲得し、10月には球団タイ記録となる5試合連続ホームランと、筒香に引けを取らない打棒を披露している。
 
 ベストナイン選出も当然のことのように思えるが、佐野は「大変光栄に思います。監督、コーチ、チームメイト、そして支えてくださったスタッフ、ファンの皆さまのおかげで受賞できたと思っています」と、第一に周囲への感謝を挙げた。しかし一方で、「今季は悔しいシーズンとなってしまいましたが、来季こそはリーグ優勝、そして日本一を達成できるよう頑張ります!」と、昨年の2位から転落してBクラスに甘んじた今季の反省も口にしている。

 先に行われた契約更改で、佐野は4600万円アップの7000万円でサイン。名実ともにベイスターズの看板打者として“2年目”を迎えることになる。背番号も44番から7番へと変更し、「逆襲」を心に誓う。

構成●THE DIGEST編集部
 
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