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MLB

「バウアーに続いて魅力的な選択肢」米メディアが菅野智之を最上級の評価。ウィーラーの言葉も紹介

THE DIGEST編集部

2020.12.19

米メディアで高い評価を受けた菅野。写真:滝川敏之

米メディアで高い評価を受けた菅野。写真:滝川敏之

「トレバー・バウアーに続いて魅力的なFAの選択肢である」ポスティングでのメジャー挑戦を目指す菅野智之が最上級の評価を受けた。
 
 米メディア『ニューヨーク・ポスト』のグレッグ・ジョイス記者が17日、日本のエースについて詳細に伝えた。
 
 まず、ジョイス記者が挙げたのは、日本での実績。「2017年、18年には、日本のサイ・ヤング賞にあたる沢村賞を2度獲得。18年のプレーオフではノーヒットノーランを達成している」。併せて、MLBで実績十分の田中将大、前田健太も2度の沢村賞受賞者であることも紹介し、実力は折り紙付きであることを示した。
 
 続いて、国際大会での活躍にも言及。17年のWBC準決勝で6回1失点に抑えられた後のアメリカ代表ジム・リーランド監督の言葉を紹介。「素晴らしい投手である。外角にストレート、スライダーをコントロールしていて、とても印象深かった」
 
 さらに、ゼラス・ウィーラーのチームメイトとしての発言も掲載。「彼は狡猾で賢く、素晴らしい投手だ。よく努力し、日本人選手とも、外国人選手とも、とてもうまくやっている」
 
 これらを踏まえ、ジョイス記者は「トレバー・バウアーこそが今オフのFAの目玉である。しかし、彼を獲得できなかったどのチームが菅野智之を入札したとしても、悪くない補強になるだろう」と述べ、活躍に太鼓判を押した。
 
 すでに、複数の球団からの関心が伝えられている菅野。果たしてどの球団から、どのような評価を受けるのか。交渉の期限は米東部時間1月7日午後5時(日本時間同8日午前7時)である。
 
構成●THE DIGEST編集部
 

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