プロ野球

ソフトバンクが”第2のモイネロ”、アンディ・ロドリゲスと正式契約へ。「日本でプレーすることは素晴らしい」とやる気十分

THE DIGEST編集部

2021.01.09

ソフトバンクに“第2のモイネロ”加入。新たなキューバ人リリーバーへの成長に期待。写真:田口有史

 王者ソフトバンクに頼もしい選手が加わりそうだ。現地時間8日、キューバメディア『JIT.com』や『Cuba SI』などが「キューバ人リリーバーのアンディ・ロドリゲスがソフトバンクホークスと正式契約を結んだ」と報じている。

 22歳のロドリゲスは最速153キロを上回る快速球を持ち味とし、2019年のプレミア12キューバ代表としても出場。スポーツメディア『FANSIDED』では「ロドリゲスは自らを注目されるべき有望株として成長を遂げた」と評しており、その素質は非常に高い。本人も「日本でプレーすることは素晴らしい」と憧れを口にしており、日本での成長を望んでいる。もっとも、変化球の精度など粗削りであり、育成選手として契約する見込みだ。
 
 左右の違いはあれど、「キューバ人リリーバー」「育成契約」「ダイヤの原石」と言えば、昨年に最優秀中継ぎ投手のリバン・モイネロを思わせる。モイネロも来日当初は育成契約だったが、ソフトバンクの育成により球界屈指のリリーフに成長し、同じキューバ人のデスパイネ、グラシアルとともにチームに欠かせない存在になった。そしてモイネロの5年契約も今季が最終年。メジャーからも注目される投手だけに、将来を見据えた"補強"ということだろう。

 育成もピカイチの最強チームが、ロドリゲスをどう成長させるのか。非常に楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部
 
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