現地3月3日、MLB公式サイトが現時点での「ワールドシリーズ優勝候補ランキング」を発表した。ベスト10は以下の通りだ。
1 ドジャース
2 ヤンキース
3 パドレス
4 メッツ
5 ブレーブス
6 ホワイトソックス
7 カーディナルス
8 ツインズ
9 アスレティックス
10 アストロズ
1位は昨年のワールドチャンピオンでもあるドジャース。世界一を勝ち取った主力の大半が残っていることに加え、サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアー獲得に成功してさらに戦力強化に成功した。ウィル・リーチ記者は「ブルペンには盤石の信頼は置けない」としつつも、「圧倒的に球界最高のチーム」と高く評価している。
マイク・ペトリエロ記者は2位のヤンキースと3位のパドレスを比較しつつ、パドレスがドジャースと同じ地区であることを指摘。その分、ワールドシリーズに近い位置にあると主張し、最後にこうまとめている。「アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンが健康を保てなかったとしても、彼らはとても素晴らしいチームだ。もし2人が健康だったら? このチームは100勝するだろう」。 昨季、ナ・リーグ2位の勝率を記録したパドレスには、ダルビッシュ有や18年サイ・ヤング賞投手のブレイク・スネルが加入。王者ドジャースと同じナ・リーグ西地区に所属していることは不利な要素だが、それでもリーチ記者は2001年にマリナーズが記録したシーズン最多タイの116勝に並ぶ可能性があると高い評価を与えている。いずれにせよ、このドジャースとパドレスのライバル対決はシーズン最後の最後まで注目を集めることになりそうだ。
ベスト3以外では、前田健太を擁するツインズが8位。アメリカン・リーグではヤンキース、ホワイトソックスに次ぐ高評価を集めている。ペトリエロ記者は「前田健太、ホゼ・ベリオスがいかに素晴らしいか、十分に認識されていない」と主張。エンジェルスから好守の遊撃手アンドレルトン・シモンズが加入したことが、投手陣に好影響を与えるはずだとも指摘している。
ちなみに、昨年のア・リーグ覇者で、筒香嘉智が所属するレイズは12位、秋山翔吾が所属するレッズは16位、大谷翔平を擁するエンジェルスは17位だった。リーチ記者は大谷について「二刀流が本当に最良の選択なのか、彼自身が疑念を抱いているのではないかと思わざるを得ない」と指摘。投手としても打者としても中途半端な結果に落ち着くのではないかと主張している。
構成●SLUGGER編集部
1 ドジャース
2 ヤンキース
3 パドレス
4 メッツ
5 ブレーブス
6 ホワイトソックス
7 カーディナルス
8 ツインズ
9 アスレティックス
10 アストロズ
1位は昨年のワールドチャンピオンでもあるドジャース。世界一を勝ち取った主力の大半が残っていることに加え、サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアー獲得に成功してさらに戦力強化に成功した。ウィル・リーチ記者は「ブルペンには盤石の信頼は置けない」としつつも、「圧倒的に球界最高のチーム」と高く評価している。
マイク・ペトリエロ記者は2位のヤンキースと3位のパドレスを比較しつつ、パドレスがドジャースと同じ地区であることを指摘。その分、ワールドシリーズに近い位置にあると主張し、最後にこうまとめている。「アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンが健康を保てなかったとしても、彼らはとても素晴らしいチームだ。もし2人が健康だったら? このチームは100勝するだろう」。 昨季、ナ・リーグ2位の勝率を記録したパドレスには、ダルビッシュ有や18年サイ・ヤング賞投手のブレイク・スネルが加入。王者ドジャースと同じナ・リーグ西地区に所属していることは不利な要素だが、それでもリーチ記者は2001年にマリナーズが記録したシーズン最多タイの116勝に並ぶ可能性があると高い評価を与えている。いずれにせよ、このドジャースとパドレスのライバル対決はシーズン最後の最後まで注目を集めることになりそうだ。
ベスト3以外では、前田健太を擁するツインズが8位。アメリカン・リーグではヤンキース、ホワイトソックスに次ぐ高評価を集めている。ペトリエロ記者は「前田健太、ホゼ・ベリオスがいかに素晴らしいか、十分に認識されていない」と主張。エンジェルスから好守の遊撃手アンドレルトン・シモンズが加入したことが、投手陣に好影響を与えるはずだとも指摘している。
ちなみに、昨年のア・リーグ覇者で、筒香嘉智が所属するレイズは12位、秋山翔吾が所属するレッズは16位、大谷翔平を擁するエンジェルスは17位だった。リーチ記者は大谷について「二刀流が本当に最良の選択なのか、彼自身が疑念を抱いているのではないかと思わざるを得ない」と指摘。投手としても打者としても中途半端な結果に落ち着くのではないかと主張している。
構成●SLUGGER編集部