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プロ野球

キャリア初の開幕投手で“最強”に挑む高橋光成。24歳の若獅子に辻監督が託した想い「なかなか点は取れないから…」

白鳥純一

2021.03.20

キャリア初の開幕マウンドに臨む高橋。辻監督が太鼓判を押すほどの順調な仕上がりを見せた。写真:白鳥純一

キャリア初の開幕マウンドに臨む高橋。辻監督が太鼓判を押すほどの順調な仕上がりを見せた。写真:白鳥純一

 開幕のマウンドに向けて、順調な仕上がりを見せた。

 3月19日に本拠地のメットライフドームで行なわれた横浜DeNA戦。プロ入り7年目で、自身初の開幕投手が内定している高橋光成が、今春のオープン戦最後の先発マウンドに上がり、5回を2失点(自責点1)と好投した。

 初回に2アウト1、2塁から味方のエラーから失点し、4回には宮﨑敏郎にソロ本塁打を許したものの、3回には横浜の上位打線を相手に3者連続三振を記録するなど計7三振を奪取。チームは試合に1-5と敗れたが、高橋は開幕に向けて好調そのものだった。

 昨年はキャリアで初の規定投球回に到達し、8勝を挙げた高橋。そんな24歳に大投手への道を歩んでほしいとの想いを込め、開幕のマウンドを託した西武の辻発彦監督は、「(開幕前の)最終登板になりますけど、今までの中で一番良かったんじゃないかと思う。ストレートのラインが出ていましたし、低めのボールに伸びがあった。右打者のインコースもきちんと攻められたような気がする」と、満足感を口にした。

【動画】横浜の上位打線から圧巻の3者連続K! 高橋光成の奪三振ショーはこちら
 この試合の前には、公式戦で登板するごとに2万円を積み立て、災害救助犬の育成につなげる社会貢献活動を行なうと発表。高橋は「ライオンズの先輩方が社会貢献活動に取り組んでいる姿を見て、いつか僕も取り組みたいという思いを抱くようになりました。とても過酷な環境下で、きっと怖い思いをしながら人間のために懸命に働く救助犬は凄いなと思う」と、社会活動と大車輪の活躍が期待される今シーズンへの抱負を語った。

「救助犬に負けないように、僕も、苦しい時こそチームを助けられるような投球をしていきたいですし、しっかりと結果を残さないといけないと自覚しています。今シーズンはじめて開幕投手にも指名していただきました。シーズンを通して、感謝の気持ちと覚悟を持ってマウンドに上がります」

 今月26日に、2年ぶりに春の開幕を迎えるプロ野球。西武は改修工事により装いを新たにした本拠地メットライフドームでオリックス・バファローズと対戦する。相手の開幕投手は、辻監督が「最強の投手。なかなか点が取れない」と語った球界屈指のエース、山本由伸が予想される。

 開幕に向けて、「あっという間に迎えることとなった。この時期は『やり残したことないか?』と不安になることもありますが、今年は有観客で試合ができるので前向きに捉えている。山本からはなかなか点が取れないので、開幕投手の高橋には、点をやらずにいけるところまで頑張ってほしい」と発破をかけた辻監督。指揮官からの厚い信頼を背負ってマウンドに上がる高橋の活躍が、西武の2年ぶりのパ・リーグ制覇を左右する。

取材・文●白鳥純一
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