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「前人未到の存在になる!」MLB公式が大谷翔平を今季MVPの“ダークホース”に指名!「興奮しないなんて無理だ」

THE DIGEST編集部

2021.03.28

今春のオープン戦で絶好調の大谷が、シーズンMVP候補に指名された。 (C) Getty Images

今春のオープン戦で絶好調の大谷が、シーズンMVP候補に指名された。 (C) Getty Images

 メジャーリーグの新シーズン開幕まで3日と迫るなか、エンジェルスの大谷翔平に対する注目度は日増しに高まっている。

 今春のスプリングトレーニングでは文字通り絶好調だった。打っては11試合に出場して打率.571、ホームランは5本、OPSは1.701といずれも驚異的な数字を残し、投げても渡米後最速となる101マイル(約164キロ)の剛速球を投じるなど、上々の仕上がりを見せている。

 現地時間3月21日に行なわれたパドレス戦では、メジャーで105年ぶりとなる「1番・投手」というリアル二刀流で臨んだ。対峙した相手左腕のブレイク・スネルから「あいつは怪物だよ。ヤツは100マイル(約161キロ)を投げられて、打撃だって申し分ないんだ」と絶賛された。

 球界の誰もが認める存在となりつつある大谷には、早くもシーズンMVP候補に推す声も上がっている。現地時間3月26日、リーグ公式サイト『MLB.com』は、多士済々の候補者たちが居並ぶなか、26歳の日本人を“ダークホース”に挙げた。

 マット・チャップマン(アスレチックス)やルイス・ロベルト(ホワイトソックス)らとともに、大谷の名をリストに加えた同サイトは、「アメリカン・リーグの最右翼は彼のチームメイトであるマイク・トラウトだ」と前置きしたうえで、次のように綴っている。

【動画】超逸材打者タティスJr.がフルスイングで応戦! 大谷翔平の164キロの剛速球シーンはこちら
「この春のオオタニを見て、興奮しないなんて無理だ。オープン戦で記録した驚異的な数字をレギュラーシーズンで残せるとは思えないが、打撃に期待が持てるのは明らか。そしてやはり注目は、エンジェルスが彼を先発ロースターにも加えて二刀流で起用しようと考えているところだ」

 さらに「健康でい続けることが条件」としたうえで、こう続けた。

「オオタニは自身のピッチングスケジュールに対応するため、自らのバッティング機会も制限する可能性がある。もし二刀流を本当に成し遂げられれば、これまでに誰もが見てきたものとは異なる、前人未到の存在となるだろう」

 MVP候補にも名が挙がるほど、注目を集めている大谷。二刀流で成功を収めようと邁進するサムライ戦士は、メジャーリーグ史にその名を残す活躍を果たせるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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