ソフトバンク6-5ロッテ/3月28日/PayPayドーム
ソフトバンクがロッテとのシーソーゲームを制し、開幕3連勝。今季初出場のベテランが、劇的な幕切れを演出した。
2回裏に7番栗原陵矢の本塁打で先制したソフトバンクだったが、その後はロッテのドラフト1位ルーキー鈴木昭汰に苦戦。追加点を奪えず、7回にミスをきっかけに逆転を許した。
8回裏には、6番デスパイネに2ランが飛び出し、再びリード。それでも、9回表に4番手岩嵜翔が捉えられ、代打菅野剛士に逆転2ランを浴びてしまう。
しかし、ここで終わらないのが"王者"たる所以か。9回裏、相手の守護神・益田直也を攻め、二死満塁のチャンスを作る。その場面で打席には16年目の代打川島慶三。今季初打席となった37歳は、5球目の外角真っすぐに食らいつき、右翼線に運ぶ。2人が生還し、ソフトバンクがサヨナラ勝ちを収めた。
試合後、「なんとかしたいという気持ちだけで打った」と打席を振り返った川島。16年目、最高のスタートを切ったかとの問いには「最高過ぎますよね」と、充実感を滲ませた。
3連勝のチームについては、「ちょっと怪しい雰囲気もありましたけど」と話す一方で、「(7回にエラーを記録した)松田も、岩嵜も、明後日から頑張ります」とチームメイトの奮起を約束した。
ファンへのメッセージを聞かれると、「その前に」と切り出し「今日は両親、兄弟、はとこが来ている。目の前で打てたことがめちゃくちゃ嬉しい」とコメント。「親孝行息子です!」と"自画自賛"した。
頼れるベテランの一振りで、昨年、唯一負け越した宿敵に3連勝したソフトバンク。5年連続の日本一に向け、これ以上ない開幕ダッシュとなった。
構成●THE DIGEST編集部
ソフトバンクがロッテとのシーソーゲームを制し、開幕3連勝。今季初出場のベテランが、劇的な幕切れを演出した。
2回裏に7番栗原陵矢の本塁打で先制したソフトバンクだったが、その後はロッテのドラフト1位ルーキー鈴木昭汰に苦戦。追加点を奪えず、7回にミスをきっかけに逆転を許した。
8回裏には、6番デスパイネに2ランが飛び出し、再びリード。それでも、9回表に4番手岩嵜翔が捉えられ、代打菅野剛士に逆転2ランを浴びてしまう。
しかし、ここで終わらないのが"王者"たる所以か。9回裏、相手の守護神・益田直也を攻め、二死満塁のチャンスを作る。その場面で打席には16年目の代打川島慶三。今季初打席となった37歳は、5球目の外角真っすぐに食らいつき、右翼線に運ぶ。2人が生還し、ソフトバンクがサヨナラ勝ちを収めた。
試合後、「なんとかしたいという気持ちだけで打った」と打席を振り返った川島。16年目、最高のスタートを切ったかとの問いには「最高過ぎますよね」と、充実感を滲ませた。
3連勝のチームについては、「ちょっと怪しい雰囲気もありましたけど」と話す一方で、「(7回にエラーを記録した)松田も、岩嵜も、明後日から頑張ります」とチームメイトの奮起を約束した。
ファンへのメッセージを聞かれると、「その前に」と切り出し「今日は両親、兄弟、はとこが来ている。目の前で打てたことがめちゃくちゃ嬉しい」とコメント。「親孝行息子です!」と"自画自賛"した。
頼れるベテランの一振りで、昨年、唯一負け越した宿敵に3連勝したソフトバンク。5年連続の日本一に向け、これ以上ない開幕ダッシュとなった。
構成●THE DIGEST編集部