またしても勝利投手にはなれなかった。それでもダルビッシュ有は、今シーズン2度目の登板で圧巻のピッチングを披露した。
現地時間4月6日に行なわれたジャイアンツ戦に先発したパドレスのダルビッシュは、6回(89球)を投げて被安打3、1失点、7奪三振。前回登板時の課題でもあった制球も与四球1と修正する快投だった。
同地区のライバルであるジャイアンツ打線を前に序盤からエンジン全開の右腕は、1-1の6回を終えてマウンドを降りたため、惜しくも今シーズン初勝利は逃したものの、初のQS(6イニング以上を投げて自責点3以下)を記録するなど、次回に期待を持てる内容だったのは言うまでもない。
その後、チームが3-1で勝利したため、試合後に本人も「今年はとにかくチームが勝てばOKと思っている。もちろん自分に勝ちがつけばチームが勝っているってことなんですけど、毎回毎回チームが勝つことに全力を注ぎたい」と“フォア・ザ・チーム”を強調した。
エースの堂々たるピッチングには指揮官も唸っている。試合後の会見でジェイス・ティングラー監督は「ダルビッシュは極めて素晴らしかった」と褒めちぎった。
【動画】米ピッチングマニアをも唸らせたダルビッシュ有のカッター奪三振シーン 「今日のダルビッシュは極めて素晴らしかったと思う。多彩な変化球が機能していた。ストレートは私が以前に見ていたような最高の出来のではなかったが、その球でうまくストライクを奪っていた。変化球のキレが非常にあった」
さらに40歳の指揮官は、昨オフにカブスから引き抜いたダルビッシュの“相棒”であるビクター・カラティニを含めたバッテリーにも賛辞を送っている。
「カラティニはここ来てからすぐに良い選手だと分かった。彼はこちらが予想していたよりもはるかに優れた選手で、そしてダルビッシュとは良い関係性が構築できている。彼らはゲームプランをお互いに考え合って、理解し合っている。カラティニはダルビッシュが投げる全ての球とサインを熟知しているんだ」
パドレス移籍の際に球団へ獲得を熱望した女房役のサポートも相まって、快投を披露したダルビッシュ。そのピッチングはこれからも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間4月6日に行なわれたジャイアンツ戦に先発したパドレスのダルビッシュは、6回(89球)を投げて被安打3、1失点、7奪三振。前回登板時の課題でもあった制球も与四球1と修正する快投だった。
同地区のライバルであるジャイアンツ打線を前に序盤からエンジン全開の右腕は、1-1の6回を終えてマウンドを降りたため、惜しくも今シーズン初勝利は逃したものの、初のQS(6イニング以上を投げて自責点3以下)を記録するなど、次回に期待を持てる内容だったのは言うまでもない。
その後、チームが3-1で勝利したため、試合後に本人も「今年はとにかくチームが勝てばOKと思っている。もちろん自分に勝ちがつけばチームが勝っているってことなんですけど、毎回毎回チームが勝つことに全力を注ぎたい」と“フォア・ザ・チーム”を強調した。
エースの堂々たるピッチングには指揮官も唸っている。試合後の会見でジェイス・ティングラー監督は「ダルビッシュは極めて素晴らしかった」と褒めちぎった。
【動画】米ピッチングマニアをも唸らせたダルビッシュ有のカッター奪三振シーン 「今日のダルビッシュは極めて素晴らしかったと思う。多彩な変化球が機能していた。ストレートは私が以前に見ていたような最高の出来のではなかったが、その球でうまくストライクを奪っていた。変化球のキレが非常にあった」
さらに40歳の指揮官は、昨オフにカブスから引き抜いたダルビッシュの“相棒”であるビクター・カラティニを含めたバッテリーにも賛辞を送っている。
「カラティニはここ来てからすぐに良い選手だと分かった。彼はこちらが予想していたよりもはるかに優れた選手で、そしてダルビッシュとは良い関係性が構築できている。彼らはゲームプランをお互いに考え合って、理解し合っている。カラティニはダルビッシュが投げる全ての球とサインを熟知しているんだ」
パドレス移籍の際に球団へ獲得を熱望した女房役のサポートも相まって、快投を披露したダルビッシュ。そのピッチングはこれからも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部