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MLB

「正しい球種の使い方をしていない」大谷翔平の“制球難”をMLB通算3154奪三振のP・マルティネスが分析!

THE DIGEST編集部

2021.04.23

90年代後半から2000年代にかけて活躍した大投手P・マルティネス(右)は、大谷(左)の投球に苦言を呈した。(C) Getty Images

90年代後半から2000年代にかけて活躍した大投手P・マルティネス(右)は、大谷(左)の投球に苦言を呈した。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地時間4月20日に本拠地で行なわれた本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に今季2度目の先発登板。4回被安打1無失点に抑えたが、7四死球と乱れて、勝利投手の条件を満たせずに降板した。

 初回から3者連続四球で自ら満塁のピンチを招くなど、課題の制球難が顔を見せた。本人が「それしか良くなかったなと思います」と振り返った“伝家の宝刀”スプリットで7奪三振をあげたものの、「100満点で0ですね」という自己評価も否めないピッチングだった。

 エンジェルスの指揮官ジョー・マッドンは、「私が言いたいのは粘れていたという部分だ。それくらい彼の球は素晴らしい」と毎回の7四死球にも踏ん張った粘投を称えたが、周囲からはシビアな指摘もされている。かつてボストン・レッドソックスなどで活躍した剛腕ペドロ・マルティネスもその一人だ。

 メジャー通算219勝と3154奪三振を記録し、2015年には殿堂入りも果たした正真正銘のレジェンドは、現地時間4月21日に放送されたMLBの公式番組『MLB Network』で、大谷について「私の経験をふまえて見ていると、彼は何かを欠いている」と問題を投げかける。

「能力が足りないというわけではない。彼は持っているものの、使い方を間違っている。球種の正しい使い方をしていないんだ。本来使うべきやり方とは完全に逆の使い方をしている」

【動画】満塁の大ピンチを乗り切った146キロの高速スプリット! 大谷翔平の奪三振シーンはこちら
 100マイル(約160キロ)を超えるストレートと落差の大きいスプリットを軸にし、さらにスライダーやカーブなどを投じる大谷の投球術に苦言を呈したP・マルティネスは、そう論ずる根拠をこう続けた。

「本来ストライク1、2と先行させるべきで、願わくばバッターにそのどちらかを打たせて、早い段階で打ち取る方がいい。もし、深いカウントになってしまったら、そこで速球の球速もあげて、カーブやスライダー、スプリットと、とにかく自分の持っているものを使うべきだ。

 ただ、今のオオタニがやっていることは正反対なんだ。変化球でボール、また変化球でボール、そこで速球を投げて振ってもらえるかどうかみたいにね。それは正しいピッチングの組み立てじゃない。彼はコントロールが悪いというよりは、自分が持っている球種の使い方を間違っているんだ」

 さらに「ストライクを取ることに苦労しているとは思わない」とも指摘したP・マルティネス。次回は27日のレンジャーズ戦での登板が有力視されている大谷だが、レジェンドが強調した組み立てが出来ているのかにも注目してみたい。

構成●THE DIGEST編集部
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