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MLB

「毎日非常識なことを…」大谷翔平がNL球場で達成した2つの偉業とは?専門メディアは「MLB最高かつ最も価値ある選手」

THE DIGEST編集部

2021.06.16

野球の本場アメリカで大活躍の大谷。ダイヤモンドバックス戦では2つの偉業を達成した。(C)Getty Images

野球の本場アメリカで大活躍の大谷。ダイヤモンドバックス戦では2つの偉業を達成した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が“二刀流”としてMLBの歴史に名を刻んでいる。

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

 前回登板の6月11日、DH制のない敵地で開催されたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦。「2番・投手」として今季6度目のリアル“二刀流”に挑んだ大谷は、5回86球を投げ、被安打5、四死球3、8奪三振で2失点。打っては4打数2安打1打点の活躍で、チームの勝利に貢献した。

 MLBの情報を日夜発信している現地専門メディア『FAN SIDED』は、このゲームを振り返り、「NL球場で歴史を刻んだ」と銘打ち2つの偉業を紹介した。

・NL球場で先発投手が4番以内の上位打線に入ったのは1901年以来
・投手と右翼手の両方をこなし長打を放ったのは1958年のロッキー・コラビト(インディアンス)以来

 3回に回ってきた第2打席では、ダイヤモンドバックスの先発メリル・ケリーから打球速度114.9マイル(約184.9キロ)となる弾丸打で右中間を破るツーベース。さらに7回は4番手のタイラー・クラークと対峙。今度はライトフェンスを直撃する二塁打を記録したのだ。
 
 同記事では「オオタニは毎日、非常識なことをしているようだ」と1ゲームで2つの偉業を平然とやりのける26歳を評価し、「今シーズンのMLB最高プレーヤーで、最も価値がある選手だと証明し続けている」と称えた。

 さらに投打のみならず、チームNo.1の9盗塁をマークしている大谷について、記事では「前に、飛ぶように走ると言ったよね?彼なら本当に出来るよ」と“俊足”についても触れ、最後には「誰もこの男について十分に表現できない」と唯一無二の存在を強調している。

 今季好パフォーマンスを続ける26歳は、現地アメリカで日々人気が増しているようだ。6月14日に発表されたオールスター・ゲームのファン投票の中間発表で顕著に現れている。なんとアメリカン・リーグの指名打者部門で、大谷は2位と23万票以上つけて1位を獲得。この勢いのまま、さらなる“オオタニ伝説”を作っていくことだろう。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】ライトフェンス直撃の二塁打!リアル“二刀流”として活躍したダイヤモンドバックス戦
 
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