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MLB

「完璧に支配していた」大谷翔平が爆発した“第12週”を米メディアが絶賛!エンジェルスにとっては「大きな突破口だ」

THE DIGEST編集部

2021.06.25

先週は“3勝目&6発”と爆発した大谷。連日の活躍で日米を熱狂へ巻き込んでいる。(C)Getty Images

先週は“3勝目&6発”と爆発した大谷。連日の活躍で日米を熱狂へ巻き込んでいる。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平へ絶賛の声が止まない。

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 今季“二刀流”として完全復活を遂げた大谷は現地6月24日まで、打者として69試合に出場し、打率.265、23本塁打、54打点、10盗塁、OPS(出塁率+長打率).984を記録。さらに投げては11試合で3勝1敗、防御率2.58、82奪三振、WHIP1.18(与四球+被安打)という好スタッツを残している。

 特に圧巻だったのは、投手として1勝をマークしながら、打者でも6本塁打を放った第12週(14~20日)の活躍だ。連日のように巻き起こった今回のフィーバーを受け、米スポーツ専門放送局『ESPN』は24日、全30球団の現状を専門記者5名が振り返った記事のなかで、エンジェルスの中心人物として大谷の存在を取り上げた。
 
 今回、記事内でエンジェルスの現状について執筆したのは、アルデン・ゴンザレス記者だ。「(チームは)マイク・トラウトがふくらはぎの筋肉を痛めてリハビリをしている間も、残り続ける方法を見つけた。それはもちろんショウヘイ・オオタニの存在だ」と書き出すと、先週の活躍を「彼の支配力を完璧に表現していた」と伝えている。

 また、現時点で地区4位に沈んでいるエンジェルスの今後については「(首位の)アストロズを追い詰めるには手遅れかもしれない。ただ、8~9月に意味のある試合をするだけでも、過去11年間でポストシーズン進出が1回だけというフランチャイズにとっては、大きな突破口となるだろう」とし、最後には「それがトラウトの最大の願いだ」と文章を締めくくった。

 25日からエンジェルスはタンパベイ・レイズとの敵地3連戦を行ない、その後ニューヨーク・ヤンキースとの4連戦を控える。ヤンキースタジアムでの初登板にも期待が高まる中、はたして大谷はどんなパフォーマンスを見せるのか。その活躍に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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