専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「彼の素晴らしさを理解できない人は…」特大24号の次は絶妙セーフティー! “なんでもできる”大谷翔平に反響止まず

THE DIGEST編集部

2021.06.26

今季20度目のマルチヒットを達成した大谷。ベンチでは余裕を感じさせるピースサインを見せた。(C)Getty Images

今季20度目のマルチヒットを達成した大谷。ベンチでは余裕を感じさせるピースサインを見せた。(C)Getty Images

 またも、特大の一発が飛び出した。

 現地時間6月25日、敵地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席、メジャー自身初となる先頭打者本塁打を放ち、今季24号でメジャートップタイに並んだ。

 この試合、エンジェルスは相手先発のアンドリュー・キットレッジが右投手とあって、上位打線に左打者を並べた。その期待に応えるように、背番号17が早々に魅せる。カウント1-1からの低めチェンジアップを振り抜くと、打球は一瞬にしてライトスタンドへと消えていった。

 本塁打王を争うブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に1本差と迫る一撃は、2試合ぶりのヒットでもあった。それだけに現地でも反響が相次いでいる。
 
 米メディア『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア記者は「ショウヘイ・オオタニのメジャーキャリア初となる先頭打者アーチは、マジで爆弾のようだ。打席から453フィートも先に飛ばした」と驚嘆。さらに野球コラムニストのケーシー・ドロッター氏も「ショウヘイ・オオタニの素晴らしさを理解できない人は、このホームランを見ればいい」と訴えた。

 驚きは3回の第2打席でも続いた。この回から登板した左腕ジョシュ・フレミングと対峙した大谷は、なんとセーフティーバントを敢行。一塁方向へ見事にボールを転がすと、意表を突かれた相手守備陣がもたつく間に、快足を飛ばして一気に一塁ベースを駆け抜けた。

 頭脳的な小技も成功させた大谷には、『Fox Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏も「なんてことだ。次は速さを証明したぞ。ショウヘイにできないことなんてない! 特大ホームランの次はバントヒットだ」と興奮を隠せない。まさに“なんでもできる”ところを証明した。

 なお、試合は5回を終えて3対3の同点となっている。

構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号