投打での驚異的な活躍で全米に驚きを提供し続けているロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。圧倒的な得票数でMLBオールスター戦に投手と打者(DH)の両部門で出場を果たし、前日のホームランダービー、先発として迎えたゲーム本番のいずれでも、主役として祭典を大いに盛り上げた。
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そんな異彩を放つ27歳の日本人に対し、コロラドのクアーズ・フィールドに集ったMLBを代表するスーパースターからの視線も熱い。多くの選手が大谷へ畏敬の念すら抱きながら「二刀流」追求へ理解を示し、彼を後押ししていると『New York Times』が伝えている。
まず、大谷を「トップレベルのベースボールにおいて、彼は投打の両方でハイレベルなパフォーマンスを発揮している」と評したのはアスレティックスのマット・オルソン。「本当にクレイジーだし、クールだ」と称賛を続け、これには同メディアも「そして信じられないが、不可能ではない。それがオオタニを魅力的にしている理由だ」と同調している。
また、ブレーブスのフレディ・フリーマンが「生きてきた中で見たことがないものだ」と驚きをもって言及すると、ロッキーズのバド・ブラック監督も「高校のダブルヘッダーでショートとして素晴らしい守備を見せた後、2試合目にマウンドに立つようなものだ。それを最高峰の舞台で実現し、誰よりも上手くやってのけている」と絶賛の言葉を送った。
さらに、ホームランダービーに出場し、連覇を果たしたメッツのピート・アロンゾは「Why not?(なぜいけないのか?)」という肯定や快諾の際などに使う言葉を用い、大谷が提供している“前例のないもの”を「それもベースボールのひとつだ」と語る。続けて「この競技には『Why not?』が必要だと思う」と持論を展開しており、新しいものを歓迎する姿勢だ。
ヤンキースのゲリット・コールはこの意見に賛同し、「彼は新たなウェーブを創造している」と大谷の存在を表現。「僕は夢を見る人間だから、何でも可能だと思う。人々はショウヘイがいかに、古い見方を覆して可能にするかを見ている」と、サムライ戦士へ大いに期待を寄せている。
一方『New York Post』では、ナショナルズのベテラン内野手で、過去に2度のオールスター出場を果たしたライアン・ジマーマンも。「見ていてとても楽しい。願わくば、このままコンディションを維持しながら二刀流を長く続け、ベースボールの偉大な存在であり続けてほしい」と願いを明かした。
加えて「彼がやっていること、それをいかに成功させたかを考えると、本当に素晴らしいことだ」とも語るジマーマンは、大谷が身体を酷使していることを懸念し、「DHとクローザー」での二刀流を提案。そうすることで「負担を減らした状態で、投手としても価値を維持することはできる」と主張する。
これまでにも、多くの有識者や関係者たちがクローザー転向を薦めている。それだけ大谷の価値を認めるとともに、少しでも長くこの偉業を長続きさせてほしいという願いが込められているのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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そんな異彩を放つ27歳の日本人に対し、コロラドのクアーズ・フィールドに集ったMLBを代表するスーパースターからの視線も熱い。多くの選手が大谷へ畏敬の念すら抱きながら「二刀流」追求へ理解を示し、彼を後押ししていると『New York Times』が伝えている。
まず、大谷を「トップレベルのベースボールにおいて、彼は投打の両方でハイレベルなパフォーマンスを発揮している」と評したのはアスレティックスのマット・オルソン。「本当にクレイジーだし、クールだ」と称賛を続け、これには同メディアも「そして信じられないが、不可能ではない。それがオオタニを魅力的にしている理由だ」と同調している。
また、ブレーブスのフレディ・フリーマンが「生きてきた中で見たことがないものだ」と驚きをもって言及すると、ロッキーズのバド・ブラック監督も「高校のダブルヘッダーでショートとして素晴らしい守備を見せた後、2試合目にマウンドに立つようなものだ。それを最高峰の舞台で実現し、誰よりも上手くやってのけている」と絶賛の言葉を送った。
さらに、ホームランダービーに出場し、連覇を果たしたメッツのピート・アロンゾは「Why not?(なぜいけないのか?)」という肯定や快諾の際などに使う言葉を用い、大谷が提供している“前例のないもの”を「それもベースボールのひとつだ」と語る。続けて「この競技には『Why not?』が必要だと思う」と持論を展開しており、新しいものを歓迎する姿勢だ。
ヤンキースのゲリット・コールはこの意見に賛同し、「彼は新たなウェーブを創造している」と大谷の存在を表現。「僕は夢を見る人間だから、何でも可能だと思う。人々はショウヘイがいかに、古い見方を覆して可能にするかを見ている」と、サムライ戦士へ大いに期待を寄せている。
一方『New York Post』では、ナショナルズのベテラン内野手で、過去に2度のオールスター出場を果たしたライアン・ジマーマンも。「見ていてとても楽しい。願わくば、このままコンディションを維持しながら二刀流を長く続け、ベースボールの偉大な存在であり続けてほしい」と願いを明かした。
加えて「彼がやっていること、それをいかに成功させたかを考えると、本当に素晴らしいことだ」とも語るジマーマンは、大谷が身体を酷使していることを懸念し、「DHとクローザー」での二刀流を提案。そうすることで「負担を減らした状態で、投手としても価値を維持することはできる」と主張する。
これまでにも、多くの有識者や関係者たちがクローザー転向を薦めている。それだけ大谷の価値を認めるとともに、少しでも長くこの偉業を長続きさせてほしいという願いが込められているのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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