現地時間8月13日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1打点という結果に終わり、チームも1対4で敗れた。
試合は立ち上がりから両軍先発による投手戦の様相を呈した。エンジェルスのパトリック・サンドバルとアストロズのザック・グレインキーは、ともに緩急を巧みに使い分けて相手打線を封じる。立ち上がりの3回までスコアボードにはゼロが刻まれた。
注目の大谷も自分のバッティングをさせてもらえない。初回の第一打席はショートライナーに倒れると、3回の第二打席は初球から狙いに行くも、外角へ沈む変化球に芯を外され、ライトフライに終わった。
ゲームの均衡は4回に崩れる。サンドバルが2つの四球とヒットで無死満塁のピンチを招くと、カイル・タッカーにライトへの痛烈な満塁本塁打を打たれたのだ。
4点の援護を受けたグレインキーは、さらに快調に飛ばしてエンジェルス打線を翻弄。6回には大谷と3度目の対戦を迎えるが、カウント2-2から外角低め、それも外へと逃げていく87マイル(約140キロ)のチェンジアップを振らせて空振り三振に切って取った。
危なげなくスイスイと投げ込む37歳のベテラン右腕を前に、反撃の糸口が見出せなかったエンジェルス。しかし、グレインキーが代わった8回にチャンスが舞い込む。リリーフしたケンドール・グレイブマンを攻め立て、2死一、二塁の好機で大谷へと繋いだのだ。
この日、最大とも言えるチャンスで打席に立った背番号17は、2球目に投じられたインハイへの2シームをフルスイング。バットを折りながらも前に飛ばした打球は、見事に「大谷シフト」を敷き、右寄りに守っていた三遊間を破る。これで二塁走者が一気に生還すると、さらに相手守備陣が処理にもたつく間に大谷も果敢に二塁を陥れた。
しかし、地元紙『LA Times』のジャック・ハリス記者が「オオタニが見事にシフトを破った」と称えた大谷の今季85点目も及ばなかった。結局、最終回はアストロズの守護神ライアン・プレスリーに三者凡退に切って取られたエンジェルスは、1-4で敗戦。通算成績も58勝59敗となってふたたび借金生活に陥った。
構成●THE DIGEST編集部
試合は立ち上がりから両軍先発による投手戦の様相を呈した。エンジェルスのパトリック・サンドバルとアストロズのザック・グレインキーは、ともに緩急を巧みに使い分けて相手打線を封じる。立ち上がりの3回までスコアボードにはゼロが刻まれた。
注目の大谷も自分のバッティングをさせてもらえない。初回の第一打席はショートライナーに倒れると、3回の第二打席は初球から狙いに行くも、外角へ沈む変化球に芯を外され、ライトフライに終わった。
ゲームの均衡は4回に崩れる。サンドバルが2つの四球とヒットで無死満塁のピンチを招くと、カイル・タッカーにライトへの痛烈な満塁本塁打を打たれたのだ。
4点の援護を受けたグレインキーは、さらに快調に飛ばしてエンジェルス打線を翻弄。6回には大谷と3度目の対戦を迎えるが、カウント2-2から外角低め、それも外へと逃げていく87マイル(約140キロ)のチェンジアップを振らせて空振り三振に切って取った。
危なげなくスイスイと投げ込む37歳のベテラン右腕を前に、反撃の糸口が見出せなかったエンジェルス。しかし、グレインキーが代わった8回にチャンスが舞い込む。リリーフしたケンドール・グレイブマンを攻め立て、2死一、二塁の好機で大谷へと繋いだのだ。
この日、最大とも言えるチャンスで打席に立った背番号17は、2球目に投じられたインハイへの2シームをフルスイング。バットを折りながらも前に飛ばした打球は、見事に「大谷シフト」を敷き、右寄りに守っていた三遊間を破る。これで二塁走者が一気に生還すると、さらに相手守備陣が処理にもたつく間に大谷も果敢に二塁を陥れた。
しかし、地元紙『LA Times』のジャック・ハリス記者が「オオタニが見事にシフトを破った」と称えた大谷の今季85点目も及ばなかった。結局、最終回はアストロズの守護神ライアン・プレスリーに三者凡退に切って取られたエンジェルスは、1-4で敗戦。通算成績も58勝59敗となってふたたび借金生活に陥った。
構成●THE DIGEST編集部