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「またやった!同じ場所に」“初4番”の筒香嘉智が古巣ドジャース戦で連夜の守護神打ち。LA記者も活躍に驚き

THE DIGEST編集部

2021.08.18

今季3球団目にして活躍の兆しを見せ始めた筒香。今夜も大守護神からキレイな二塁打を放った。(C)Getty Images

今季3球団目にして活躍の兆しを見せ始めた筒香。今夜も大守護神からキレイな二塁打を放った。(C)Getty Images

“2つ目の”新天地で、眠っていた輝きを徐々に取り戻しつつあるようだ。

 ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智は現地時間8月17日、敵地で行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦に「4番・一塁」で先発出場。3打席凡退で先頭打者として迎えた9回、二塁打を放って存在感を発揮した。

【動画】筒香が2試合連続の二塁打! キレイな流し打ちを披露

 16日にパイレーツ移籍が決まった筒香。今季はタンパベイ・レイズ2年目、オフにFAとなり大事なシーズンだったが、昨季以上に快音が聞かれず、5月に40人枠を外される事実上の戦力外となった。その後ドジャースに拾われるも、ここでも結果を出せずにマイナーで調整していたところ、FAとなって低迷中のパイレーツに加入する運びとなった。

 そして昨日、メジャー復帰戦となった相手が古巣のドジャース。9回に代打で出場すると、通算336セーブ(16日時点)右腕のケンリー・ジャンセンから左翼線に二塁打を放つ上々のスタートを切って見せる。そして一夜明け、17日の同カードではいきなりクリーンナップ(メジャーでは4番のことを指す)として4番先発起用となった。
 
 最初の3打席はいいところがなかったが、9回先頭打者で打席に入ると、対するは前日に移籍後初安打を打ったジャンセン。カウント2ー2からの5球目、相手右腕の決め球カッターにうまくバットを合わせると、速い打球が三塁線の狭いゾーンを抜けていき、2試合連続となる「左二塁打」をマークしたのだった。

 この一打に「ツツゴウがまたやった! そして同じ場所に」と驚いたのは『NBC Los Angeles』のドジャース番記者であるマイケル・J・デュアルテ記者だ。同氏はこの打席の前、「旧友のツツゴウが9回先頭でまたジャンセンと対決する。昨日は二塁打を打った」と語っており、“デジャブ”のような結果に驚きが隠せなかったようだ。

 筒香はその後ホームに生還し、移籍後初得点もマーク。試合は前日の1対2に続き、この日も3対4と競り負けているが、元“ジャパンの4番”の存在感はLAでも光っていた。

構成●THE DIGEST編集部
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