2年ぶりの開催となった夏の甲子園。プロのスカウトも注目する選手も多いが、その中でも見事な活躍を見せた投手、野手を毎日その日のMVPとして選出する。大会第13日目は以下の選手となった。
■投手MVP
塩路柊季(智弁和歌山2年): 6回 被安打2 0失点 8奪三振 0四死球
和歌山大会で登板した4人の投手の中で最もイニング数は少なかったが、大舞台での先発抜擢に100点満点のピッチングで応えて見せた。立ち上がりから140キロを超えるストレートで強気に押し、6イニングで許したヒットはわずかに2本。先頭打者の出塁を一度も許すことなく、石見智翠館打線に二塁ベースを踏ませることもなかった。
172cmと上背はないものの、全身を使った躍動感溢れるフォームでストレートも変化球も腕を振って投げることができている。立ち上がりは高めに浮くボールも目立ったが、最終的には四死球0とコントロールも決して悪くない。和歌山大会でも継投で勝ち上がってきただけに、準決勝の近江戦や、その先の決勝でも重要な場面での登板が十分に考えられる。
■野手MVP
山下陽輔(智弁学園3年/4番・三塁手):4打席3打数1安打2打点
ヒットは1本だったものの、4番としての役割を果たして逆転勝ちに大きく貢献したことから選出した。1点を追う4回の第2打席に、この試合でチームが初めて作った好機を生かす同点のタイムリー。それまで苦しめられていた明徳義塾の変則サイドスロー、吉村優聖歩のクセ球に対して追い込まれてから3球ファウルで粘り、わずかに中に入ったストレートを見事にライト前に弾き返した。
さらに1点を追う9回裏には、焦ることなく押し出しの死球で同点とし、次打者・岡島光星のサヨナラタイムリーをお膳立てした。今大会はホームランこそ出ていないが5割近い打率を残し、四球も多いため出塁率の高さも目立つ。準決勝の京都国際戦でも主砲としての活躍に期待だ。
構成●THE DIGEST編集部
【毎日更新!夏の甲子園PHOTO】2年ぶりに開催された夏の甲子園のベストショットを一挙公開!
■投手MVP
塩路柊季(智弁和歌山2年): 6回 被安打2 0失点 8奪三振 0四死球
和歌山大会で登板した4人の投手の中で最もイニング数は少なかったが、大舞台での先発抜擢に100点満点のピッチングで応えて見せた。立ち上がりから140キロを超えるストレートで強気に押し、6イニングで許したヒットはわずかに2本。先頭打者の出塁を一度も許すことなく、石見智翠館打線に二塁ベースを踏ませることもなかった。
172cmと上背はないものの、全身を使った躍動感溢れるフォームでストレートも変化球も腕を振って投げることができている。立ち上がりは高めに浮くボールも目立ったが、最終的には四死球0とコントロールも決して悪くない。和歌山大会でも継投で勝ち上がってきただけに、準決勝の近江戦や、その先の決勝でも重要な場面での登板が十分に考えられる。
■野手MVP
山下陽輔(智弁学園3年/4番・三塁手):4打席3打数1安打2打点
ヒットは1本だったものの、4番としての役割を果たして逆転勝ちに大きく貢献したことから選出した。1点を追う4回の第2打席に、この試合でチームが初めて作った好機を生かす同点のタイムリー。それまで苦しめられていた明徳義塾の変則サイドスロー、吉村優聖歩のクセ球に対して追い込まれてから3球ファウルで粘り、わずかに中に入ったストレートを見事にライト前に弾き返した。
さらに1点を追う9回裏には、焦ることなく押し出しの死球で同点とし、次打者・岡島光星のサヨナラタイムリーをお膳立てした。今大会はホームランこそ出ていないが5割近い打率を残し、四球も多いため出塁率の高さも目立つ。準決勝の京都国際戦でも主砲としての活躍に期待だ。
構成●THE DIGEST編集部
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