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MLB

「明日にでも契約をすべきだ!」筒香嘉智が“メジャー初”2試合連続マルチ安打!現地記者も興奮「どうしてしないの?」

THE DIGEST編集部

2021.09.16

今季3球団目のパイレーツで本来の姿を取り戻した筒香に現地では残留を求める声が上がっている。(C)Getty Images

今季3球団目のパイレーツで本来の姿を取り戻した筒香に現地では残留を求める声が上がっている。(C)Getty Images

 ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智の残留を願う声が、日々大きくなっている。

 現地時間9月15日のシンシナティ・レッズ戦に「2番・右翼」で出場した29歳は、3打数2安打2打点とマルチ安打の活躍。チームの逆転勝利に貢献した。

【動画】相手エラーで三塁へ!パワーだけでない筒香の激走ぶりをチェック

 初回の第1打席は四球で出塁。3回1死二塁で迎えた第2打席は、外角攻めをものともせず、左中間へはじき返し適時二塁打とすると、相手がエラーでもたつく間、すかさず3塁まで激走した。

 2試合連続マルチ安打はメジャー移籍後初めてだった。そんな筒香の活躍に現地メディアも驚きを隠さない。MLB公式サイト『MLB.com』のパイレーツ番のジャック・クラウス記者は、「技術的には二塁打だけど、彼はサードにいる!そうだよね?」と興奮気味に実況した。

 さらに筒香は3対2と1点リードした4回2死三塁で迎えた第3打席に、左腕ジャスティン・ウィルソンと対峙。そして初球から果敢に狙ったスラッガーは、内角の速球をセンター前へと弾き返し、貴重な追加点を挙げたのだ。
 
 これにも現地メディアは高評価を下す。地元紙『Pittsburgh Post-Gazette』のマイク・ペルサック記者は「ヨシは動揺せず、2アウトながら初球をセンターへタイムリーヒット!」と伝えている。

 今シーズンの前半戦は打撃不振に苦しんだ。しかし、新天地に移籍してからは68打数21安打、7本塁打、19打点で打率.309、OPSは1.21と文句の付け所がない成績を残す筒香。ピッツバーグのラジオ局『93.7 The Fan』で元プロデューサーのクレイグ・ライリー氏は、「どうして今ヨシと契約しないのか?」と疑問を投げかけた。

「まだ小さなサンプルだけど、この男はパワーを持っている。私なら明日にでも目の前に契約のオファーを突き出すね」
 
 3球団目にして本来の姿を取り戻したサムライは、来季の契約を締結できるだろうか。“絶好調”筒香の今後の動向には世界が注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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