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MLB

「栄冠を手にするのは困難」大谷翔平の本塁打王に米メディアは悲観的「ライバルたちがあまりにも熱い」

THE DIGEST編集部

2021.09.19

8月以降、不調が続く大谷。本塁打王のタイトル獲得に向け、正念場を迎えている。 (C) Getty Images

8月以降、不調が続く大谷。本塁打王のタイトル獲得に向け、正念場を迎えている。 (C) Getty Images

 レギュラーシーズンが佳境を迎え、混戦の様相を呈してきたアメリカン・リーグの本塁打王争い。そんななかで、二刀流スターのタイトル奪取を不安視する声が上がっている。
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 目下、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)が46本でトップに立つMLBの本塁打王争いについて「かなり面白くなってきた」と訴えるのは米専門サイト『Deadspin』だ。同メディアは44本で足踏みの続いている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)について、「8月に入ってから、急激に冷え込んでいる」とその状態を危惧。「7月の終わりから7本しか打っていない。今季ここまで、7本以下だった月は無かった」とシーズン最大のスランプに陥っていると指摘している。
 
 一方で、ライバルたちは好調そのものだ。サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)は9月だけで7本塁打。ゲレーロJr(ブルージェイズ)も順調に本数を伸ばし、今月13日についにトップに立った。このような競争相手の現状を踏まえ、この先を次のように見通した。
 
 「オオタニにはスランプを脱する可能性はあるものの、ライバルたちはあまりにも熱く、衰える気配がない。ゆえに、栄冠を手にするのは難しいだろう」

 トップを捉えますます勢いづく二人と、疲労のせいか波に乗りきれない大谷。苦しい戦いが続くが、歴史的なシーズンの最後にタイトルの花を添えてほしいところだ。

構成●THE DIGEST編集部
 
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