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MLB

「魅力的なパワーになるかも」FA市場での筒香嘉智に米移籍情報サイトが熱視線!「レイズの期待には応えられなかったが」

THE DIGEST編集部

2021.10.16

今季3球団目のパイレーツで、ようやく本来のパワーを見せつけた筒香。(C)Getty Images

今季3球団目のパイレーツで、ようやく本来のパワーを見せつけた筒香。(C)Getty Images

 10月6日から始まったMLBのポストシーズンは、ついにリーグ優勝決定シリーズが始まり、オフシーズンも近づいている。そんななかで例年話題となるフリーエージェント(FA)への注目度も高まっているようだ。

【動画】最終戦では2ベースヒット!目覚ましい活躍を見せた筒香をチェック

 サムライの去就にも熱い視線が注がれている。現地時間10月15日、米最大の移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は、「2021ー22年シーズンにおけるFA市場展望」と銘打った特集を掲載。今オフにFAとなる外野両翼を中心にピックアップし、そのなかで筒香嘉智(ピッツバーグ・パイレーツ)を紹介している。

 メジャー2年目を迎えた今季の筒香はレイズ、ドジャース、パイレーツでプレー。レイズとドジャースの2球団では打率1割台、本塁打ゼロと振るわなかったものの、8月にパイレーツへ移籍すると、日本で異彩を放った打棒が復活。43試合の出場で打率.268、8本塁打、25打点をマークし、大きな存在感を示した。
 
 それだけに今オフはとりわけ攻撃力のアップを求める球団にとって垂涎の的となり得るようだ。特集を記したアンソニー・フランコ氏は、「日本のプロ野球で活躍した後、2年1200万ドル(当時約13億円)で契約したレイズの期待には応えられなかった」と振り返りつつ、「今季後半にパイレーツへ移籍してからは、わずか144打席で8本塁打を放った」と筒香の短期間での躍進に賛辞を寄せた。

 さらに「この強烈な数か月間は、彼を今オフに魅力的で、“お買い得”なパワーバッターにたらしめる」と指摘した同氏は、最後に「主に一塁手として活躍するツツゴウだが、今季は両翼、三塁手としても経験もある」として、マルチな守備パフォーマンスにも期待を寄せた。

 現地でも今後の進退が注目されている筒香。パイレーツのベン・チェリントンGMは再契約の検討に入る方針を示しているが、はたして、去就はどのような結末を迎えるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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