剛腕ピッチャーとしてプロ生活23年間で日米通算170勝を挙げた西武ライオンズの松坂大輔が引退した。その幕引きを、ボストン・レッドソックス時代を知る米国の記者らも惜しんだ。
【動画】“感謝”の気持ちを込めた松坂!全身全霊で投げたラスト5球をチェック
引退試合は10月19日に行なわれた日本ハム戦。馴染みの背番号18のユニホームで登場した41歳は、右手のしびれと闘いながら全身全霊で横浜高の後輩・近藤健介に5球を投げ込んだ。結果はフォアボールで終えるも、その勇姿はSNSなどで、日本に留まらず世界へと拡散された。
2007年からアメリカへ渡り8シーズンプレーした。とくに初めの6年間を送ったボストン・レッドソックスではルーキーイヤーに15勝をマークするなど怪物たる所以を披露。さらにワールドシリーズ3戦目で勝利投手になるなど、優勝に貢献した。
そんな14年前の凄まじい活躍を鮮明に覚えている識者も少なくないようだ。MLBの公式メディア『MLB.com』でレッドソックスを担当するイアン・ブラウン記者は、「ダイスケ・マツザカは今日1人の打者と対戦し、日本で野球キャリアを終えた。その結果は…待って…」と焦らしながら「四球でした」とツイート。そのうえで、華々しいアメリカでの経歴を回顧した。
「彼は2007年のワールドシリーズでレッドソックスを世界制覇に導き、翌年のリーグ優勝決定シリーズでは第7戦に持ち込んだ大きな要素だった」
また米放送局『NBC Sports』のD.J.ショート記者は、「楽しませてくれた選手への素敵なカーテンコールだった」とファンの温かい拍手に包まれた松坂の姿に心を動かされたようである。
野球の本場アメリカにも衝撃を与えた怪物。まさに球史に名を刻んだ伝説の選手だ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】マウンドで涙も…。“平成の怪物”松坂大輔のラストピッチングを厳選ショットで振り返る
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引退試合は10月19日に行なわれた日本ハム戦。馴染みの背番号18のユニホームで登場した41歳は、右手のしびれと闘いながら全身全霊で横浜高の後輩・近藤健介に5球を投げ込んだ。結果はフォアボールで終えるも、その勇姿はSNSなどで、日本に留まらず世界へと拡散された。
2007年からアメリカへ渡り8シーズンプレーした。とくに初めの6年間を送ったボストン・レッドソックスではルーキーイヤーに15勝をマークするなど怪物たる所以を披露。さらにワールドシリーズ3戦目で勝利投手になるなど、優勝に貢献した。
そんな14年前の凄まじい活躍を鮮明に覚えている識者も少なくないようだ。MLBの公式メディア『MLB.com』でレッドソックスを担当するイアン・ブラウン記者は、「ダイスケ・マツザカは今日1人の打者と対戦し、日本で野球キャリアを終えた。その結果は…待って…」と焦らしながら「四球でした」とツイート。そのうえで、華々しいアメリカでの経歴を回顧した。
「彼は2007年のワールドシリーズでレッドソックスを世界制覇に導き、翌年のリーグ優勝決定シリーズでは第7戦に持ち込んだ大きな要素だった」
また米放送局『NBC Sports』のD.J.ショート記者は、「楽しませてくれた選手への素敵なカーテンコールだった」とファンの温かい拍手に包まれた松坂の姿に心を動かされたようである。
野球の本場アメリカにも衝撃を与えた怪物。まさに球史に名を刻んだ伝説の選手だ。
構成●THE DIGEST編集部
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