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プロ野球

25年ぶりの優勝を支えた“攻撃の要”は吉田正尚&杉本裕太郎!オリックスの「打撃成績」から各選手の貢献度を探る

THE DIGEST編集部

2021.10.28

大きく成績を伸ばし本塁打王が確実視される杉本(左)と、圧巻のパフォーマンスを見せた吉田(右)。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

大きく成績を伸ばし本塁打王が確実視される杉本(左)と、圧巻のパフォーマンスを見せた吉田(右)。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

 オリックスが1996年以来、四半世紀ぶりに13度目のリーグ優勝を飾った。

 2年連続最下位と低迷していたチームだが、今季大きく打線が生まれ変わった。その攻撃の中心となったのは、何といっても吉田正尚と杉本裕太郎の2人だ。

 吉田は打率.339、出塁率.429、長打率.563、OPS.992と圧巻の数字で、全てリーグトップ。110試合の出場ながらリーグ6番手の21本塁打をも放った。さらに得点圏打率.400もリーグ1位で、チャンスをものにしていたのが分かる。

 本塁打32発で本塁打王を確実視されているのが、30歳の杉本裕太郎だ。昨シーズンは2本塁打に留まるも一気に開花し、チームの起爆剤へと成長した。また、杉本、吉田以外に2桁本塁打はT-岡田、モヤ、紅林弘太郎が記録している。
 
 他のメンバーも多士済々だ。打率.272、9本塁打、42打点の宗佑磨はコツコツと131安打(チーム3番手)を稼いだ。快足を活かしリーグトップの7三塁打を生み出し、71得点でチームに貢献している。

 また今季から「1番・中堅」として固定された福田周平の打率.275、112安打や、高卒2年目の紅林の102安打といった数字が、25年ぶり優勝の大きな原動力となったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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