米メディアによる鈴木誠也の移籍報道は熱を帯びる一方だ。
いまだ正式発表の行なわれていない日本のプロ野球ファン・関係者の心境とは裏腹に、すでに現地ではメジャーでの受け入れ先となる球団を予想し、様々な要素を論じながら移籍の可能性を探るといった、獲得・入団までの「シナリオ」を描くメディアうや記者の存在は珍しくない。
スポーツメディア『FANNATION』では、ジョン・メロシ記者が鈴木について、今季のナショナルリーグ東地区2位に終わったフィラデルフィア・フィリーズ入りについての見込みを語っている。
その中で「スズキのNPBでの実績と数字は、可能な限りの選択肢の中で最も論理的な選択となるだろう」と、現在のチーム事情などを踏まえ、フィリーズ側の視点から獲得のメリットなどについて述べている。
ジョン氏は「3度のセ・リーグ・ゴールデングラブ賞受賞、4度のベストナイン賞受賞、5度のNPBオールスター、1度のセ・リーグ打点王、そして2020年東京オリンピックで1度、2019年世界野球ソフトボール連盟(WBSC)で1度、金メダルを獲得している」と、これまでの獲得タイトルなども列挙し「今シーズンの活躍だけでなく、非常に多くの勲章を持つプレーヤー」として鈴木を高く評価。また、今オフにフィリーズから、アンドリュー・マカッチェンとオドゥベル・エレーラという二人の外野手がFAとなったことからも、同球団の獲得の可能性があるとしている。
さらに現在、フィリーズが調査していると言われる他のFA選手との比較とともに「ジョク・ピーターソン(元ブレーブス)やニック・カステヤノス(元レッズ)など、フィリーズが注目している他の候補者よりもさらに若い選手」として、27歳という鈴木の年齢もメリットだと述べている。
その上で「スズキはより若く、より攻撃的な選手であることを証明している」と評し、鈴木の今季の打撃成績(打率.317/長打率.639/出塁率.433)を取り上げて「フィリーズが求める数値を維持している」と、同球団の戦力として相応しいとの見解を示した。
今季は東地区2位ながらもワイルカード争いに加われず、10年連続でプレーオフ進出を果たせていないフィリーズ。来季の巻き返しに向け打線強化を図るべく、今オフの目玉とも言える日本人スラッガー獲得へ動くことも十分予想される。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】止められない、止まらない! 鈴木誠也が放った特大アーチをチェック
いまだ正式発表の行なわれていない日本のプロ野球ファン・関係者の心境とは裏腹に、すでに現地ではメジャーでの受け入れ先となる球団を予想し、様々な要素を論じながら移籍の可能性を探るといった、獲得・入団までの「シナリオ」を描くメディアうや記者の存在は珍しくない。
スポーツメディア『FANNATION』では、ジョン・メロシ記者が鈴木について、今季のナショナルリーグ東地区2位に終わったフィラデルフィア・フィリーズ入りについての見込みを語っている。
その中で「スズキのNPBでの実績と数字は、可能な限りの選択肢の中で最も論理的な選択となるだろう」と、現在のチーム事情などを踏まえ、フィリーズ側の視点から獲得のメリットなどについて述べている。
ジョン氏は「3度のセ・リーグ・ゴールデングラブ賞受賞、4度のベストナイン賞受賞、5度のNPBオールスター、1度のセ・リーグ打点王、そして2020年東京オリンピックで1度、2019年世界野球ソフトボール連盟(WBSC)で1度、金メダルを獲得している」と、これまでの獲得タイトルなども列挙し「今シーズンの活躍だけでなく、非常に多くの勲章を持つプレーヤー」として鈴木を高く評価。また、今オフにフィリーズから、アンドリュー・マカッチェンとオドゥベル・エレーラという二人の外野手がFAとなったことからも、同球団の獲得の可能性があるとしている。
さらに現在、フィリーズが調査していると言われる他のFA選手との比較とともに「ジョク・ピーターソン(元ブレーブス)やニック・カステヤノス(元レッズ)など、フィリーズが注目している他の候補者よりもさらに若い選手」として、27歳という鈴木の年齢もメリットだと述べている。
その上で「スズキはより若く、より攻撃的な選手であることを証明している」と評し、鈴木の今季の打撃成績(打率.317/長打率.639/出塁率.433)を取り上げて「フィリーズが求める数値を維持している」と、同球団の戦力として相応しいとの見解を示した。
今季は東地区2位ながらもワイルカード争いに加われず、10年連続でプレーオフ進出を果たせていないフィリーズ。来季の巻き返しに向け打線強化を図るべく、今オフの目玉とも言える日本人スラッガー獲得へ動くことも十分予想される。
構成●THE DIGEST編集部
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