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MLB

大谷翔平の「勝ちたい」発言でエンジェルス首脳陣の補強は“本気モード”!現役最強右腕シャーザーの獲得は?

THE DIGEST編集部

2021.11.24

“二刀流”で世紀の偉業を成し遂げた大谷が「勝ちたい」と漏らしたことで球団が動き出したという。(C)Getty Images

“二刀流”で世紀の偉業を成し遂げた大谷が「勝ちたい」と漏らしたことで球団が動き出したという。(C)Getty Images

 今冬、ロサンゼルス・エンジェルは早くも、右腕ノア・シンダーガードに続き、リリーフ左腕アーロン・ループを獲得するなど投手陣の強化を図っている。その首脳陣を動かした背景には、アメリカン・リーグMVPに輝いた大谷翔平の“とある発言”があると、米紙『Washington Post』が綴っている。

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「もちろん、ファンのひとも好きですし、球団自体の雰囲気も好き。ただそれ以上に勝ちたいという気持ちのほうが強いですし、プレーヤーとしてはそのほうが正しい」

 大谷が投打で歴史的な快挙をみせた一方で、最強スラッガーのマイク・トラウトらの故障が大きく響き、チームは7年連続でポストシーズン進出を逃した。それゆえ、普段は控えめな27歳の率直な意見が、首脳陣の本気スイッチを入れたようだ。
 
 同紙では「競争心があるベテランの先発投手が市場にいるとミナシアンGMが仄めかしているようだった」と綴る。その一人、ロサンゼルス・ドジャースからFAとなった球界最強右腕マックス・シャーザーを獲得する可能性については、「彼はワールドシリーズへの近道を探しており、どこにも行かないだろう」と周囲の関係者が明かしており、エンジェルスの獲得は難しいようだ。

 ペリー・ミナシアンGMは、今後の方針について「ローテーションを良くするだけでなく、より競争力を高めなければならない」と明言している。そんなGMの誘いを受け、エンジェルスに加入したシンダーガードは「僕は彼(GM)の勝ちたいという情熱を感じた」と会見時に口にし、来季に向け覚悟を語っている。

 今季、アメリカン・リーグ西部地区の首位ヒューストン・アストロズとは18ゲーム差の4位で終わったエンジェルス。新戦力の加入で、果たして来季は強いチームを取り戻せるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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