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「うっせぇわ」「ゴン攻め」超えの大谷翔平!「リアル二刀流/ショータイム」の流行語大賞選出に米紙も注目

THE DIGEST編集部

2021.12.02

“野球の神様”と称されたベーブ・ルースをも超える活躍で日米を盛り上げた大谷。(C)Getty Images

 12月1日、その年に話題となった出来事や発言から言葉を選ぶ『2021 ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、"年間大賞"には大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の「リアル二刀流/ショータイム」が選ばれた。

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 この日、ノミネートされた30の言葉からトップ10が発表された。トップ10には、今夏に開催された東京五輪のスケートボードで中継の解説者の瀬尻稜さんが発した「ゴン攻め/ビッタビタ」や、パラリンピックのボッチャで金メダルに輝いた杉村英孝の得意技「スギムライジング」などが選出された。また、一度聞くとクセになるAdoさんの楽曲「うっせぇわ」もランクインした。

 世間の多くの人が耳にしたであろうこれらの言葉を抑えたのが、連日のように投打で並みいるメジャーリーガーを凌駕した大谷の「リアル二刀流/ショータイム」だ。

 満票でアメリカン・リーグMVPを受賞するなど、様々な賞を獲得した大谷は、打者として46本塁打(MLB3位)、自身初の100打点をマークし、投手としては9勝、防御率3.18、156奪三振と圧巻の数字を残した。
 
 トップ10入りしたひとつには、「ぼったくり男爵」がある。新型コロナウイルス感染者が爆発するなか五輪開催を強行突破したIOCのトーマス・バッハ会長を米紙『Washington Post』が「Baron Von Ripper-off」と揶揄した和訳である。同紙では、「ショータイムが、ぼったくり男爵を上回った」と流行語大賞に注目した。

 そして「年間大賞の言葉は、国技の誇りを祝うことで新型コロナウイルスの不安から束の間の休息を与えた」と日本国民に与えた大谷効果を伝えたうえで、「バッハ会長の愛称"ぼったくり男爵"より相応しい」と評価する。

 野球界やスポーツ界に止まらず、シーズンを通して日本国民の大半を虜にした27歳。今から来季のプレーが待ち遠しい。

構成●THE DIGEST編集部

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