現在、ロックアウトによりフリーエージェント(FA)選手の交渉を含め、すべての活動が停止状態となっているメジャーリーグ。先行き不透明な情勢が続くなかでも鈴木誠也(広島)の移籍動向を巡る現地報道は、決して盛り上がりは薄れていない。
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今オフに広島からポスティングでのメジャー挑戦を表明した鈴木。レギュラーシーズン132試合に出場した今季は、打率.317と出塁率.433でセ・リーグ二冠を達成するなど飛躍のシーズンを送った。その評価は現地でも高く、走攻守が揃った5ツールプレーヤーとして、水面下で10球団以上による争奪戦が囁かれている。
現地時間12月5日、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』にミッチ・バノン記者は、「ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスと並んで、セイヤ・スズキの獲得に“最も積極的”な球団のひとつだ」として、自身が番記者を務めるトロント・ブルージェイズを挙げた。
まず、バノン記者は鈴木について「最近NPBに移籍してきたツツゴウ、アキヤマより、打者としてMLBで通用する洗練された選手として見られている」と絶賛。ただ、獲得するうえでの問題点として「トロントの現ロースターにおいて、彼の居場所が見つからないままであること」を挙げている。
加えて右利きの右翼手という鈴木のポジションは、現在のブルージェイズにとって「余ってしまうように思える。現在の外野手4人のうち1人でもトレードされれば、スズキの適性が明らかになり、他のニーズにも応えることができるだろう」という“獲得の条件”を予想した。
鈴木は上記の3球団以外にもテキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズなどが有力球団として挙がっている。ロックアウトの影響で約20日間の交渉時間を残し、話し合いを禁じられてしまった格好だが、はたしてどの球団がこの27歳を勝ち取るのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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今オフに広島からポスティングでのメジャー挑戦を表明した鈴木。レギュラーシーズン132試合に出場した今季は、打率.317と出塁率.433でセ・リーグ二冠を達成するなど飛躍のシーズンを送った。その評価は現地でも高く、走攻守が揃った5ツールプレーヤーとして、水面下で10球団以上による争奪戦が囁かれている。
現地時間12月5日、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』にミッチ・バノン記者は、「ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスと並んで、セイヤ・スズキの獲得に“最も積極的”な球団のひとつだ」として、自身が番記者を務めるトロント・ブルージェイズを挙げた。
まず、バノン記者は鈴木について「最近NPBに移籍してきたツツゴウ、アキヤマより、打者としてMLBで通用する洗練された選手として見られている」と絶賛。ただ、獲得するうえでの問題点として「トロントの現ロースターにおいて、彼の居場所が見つからないままであること」を挙げている。
加えて右利きの右翼手という鈴木のポジションは、現在のブルージェイズにとって「余ってしまうように思える。現在の外野手4人のうち1人でもトレードされれば、スズキの適性が明らかになり、他のニーズにも応えることができるだろう」という“獲得の条件”を予想した。
鈴木は上記の3球団以外にもテキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズなどが有力球団として挙がっている。ロックアウトの影響で約20日間の交渉時間を残し、話し合いを禁じられてしまった格好だが、はたしてどの球団がこの27歳を勝ち取るのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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