「レッドソックスで一緒にプレーすることに全く問題はない！」

　2017年に広島でプレーし、現在ボストン・レッドソックスに所属するライアン・ブレイシアが、地元スポーツラジオ局『WEEI』で、メジャー移籍を目指す鈴木誠也（広島）を同球団に推薦した。

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　現在、ロックアウトによってポスティングの交渉期間が凍結されているものの、ストーブリーグの火は燃え続けている。かつての同僚は、「セイヤの話が出た時には『なんてこった！あの良い選手が来るのか！』と思った」と明かし、「彼は魅力的な男で、群を抜いて最高の打者だった」と記憶をたどった。

「初めて彼に会った時、バットから異なるボールが飛んできた。そして外野から良いボールを投げるし、とんでもない選手だ」
  　日本屈指の強打者は、カープの主軸として９年間プレー。今夏の東京五輪では金メダルに貢献し、レギュラーシーズンでは打率.317、出塁率.433ともにリーグトップと個人タイトル２冠を成し遂げた。

「正直、彼はハンター・レンフローを連想させる。セイヤの方がややスピードがあり、打席での存在感もある。ただ体格、パワー、守備に関してはレンフローにそっくりだね」と同球団レギュラー右翼手と比較しても遜色ないとブレイシアは語った。

　今月２日から選手会との労使協定が期限切れを迎えロックアウトに突入しているMLB。鈴木はロックアウト終了後、20日間の交渉の猶予がある。

構成●THE DIGEST編集部

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