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MLB

大谷翔平の来季成績はどうなる? 前人未到の“大偉業達成”を海外メディアが予想! ア・リーグMVPも「再び争うだろう」

THE DIGEST編集部

2021.12.11

投打で活躍しながら今季は9勝をマークした大谷。はたして来季もさらなる成績向上を果たせるだろうか。(C)Getty Images

投打で活躍しながら今季は9勝をマークした大谷。はたして来季もさらなる成績向上を果たせるだろうか。(C)Getty Images

 投打でメジャー史に残る活躍をみせ、球界の話題をさらったロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。アメリカン・リーグMVPを獲得した今季の出場記録は、永遠に語り継がれるものとなった。

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 打率.257、46本塁打、100打点、OPS.965という打撃成績を記録した大谷は、投手としても23登板で9勝2敗、防御率3.18をマーク。シーズン終盤には、ライバルからの度重なる「四球攻め」にあいながらも、本塁打タイトルを争い、トップスターとしての実力を世界中の野球ファンに印象付けた。

 そんな大谷について、海外ではすでに来季成績の予測が行なわれている。現地時間12月10日、海外ニュースサイト『Elfildeo』は「リピートMVP?オオタニの2022年シーズンはこうなる」と銘打った記事を配信。シーズンを通した“二刀流”でのプレーを前提に、米データ専門サイト『FanGraphs』が行なった投手・野手の成績予測を掲載した。主な内容は次のとおりだ。
 
打撃成績:142試合、打率.257、142安打、39本塁打、99打点、24盗塁
投手成績:28登板、11勝8敗、防御率3.69、投球回165、奪三振192

 とくに注目したいのが 投手成績だ。勝星が“二ケタ勝利”となる11勝、また、規定投球回もクリアする165回を投げると予想されている。いずれも、今季達成できなかった数字であり、メジャーの舞台では自身最高の記録となる。これを打者でもハイアベレージを残しながら到達したならば、もちろん前人未踏の大偉業である。

 他にも、奪三振数192、登板数28が今季を上回る数字となっているように、同メディアは大谷に対して来季の更なる活躍を予想。そのうえで「これらの数字を予想通り達成するならば、今季と同様にア・リーグMVPを再び争うことになるだろう」と2年連続でのMVP選出についても言及した。

 今季の終盤には、自身の活躍ぶりと対照的な敗戦を繰り返したエンジェルスに対し、勝利を求める強い想いも表現した大谷。周囲が期待する二刀流としての個人成績だけでなく、来季はよりチームの先頭に立って躍動する姿に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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