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「学ぶべき2人のエースがいる」菊池雄星をメッツ地元メディアが推挙! 球団にとっての“獲得メリット”とは?

THE DIGEST編集部

2021.12.12

交渉がロックアウト解除後に持ち越された菊池。はたして来季の新天地はどこになるのか。(C)Getty Images

交渉がロックアウト解除後に持ち越された菊池。はたして来季の新天地はどこになるのか。(C)Getty Images

 交渉が宙に浮いているサムライ左腕へ有力球団の地元メディアが熱視線を送っている。

【動画】去就に注目が集まる菊池雄星。最終登板で見せた3奪三振をチェック!

 現地時間12月10日、米紙『USA Today』と提携するニューヨーク・メッツの専門メディア『Metsmerized Online』は「フリーエージェント(FA)で残っている最高の先発投手5名」と銘打った特集を掲載。そのひとりに、シアトル・マリナーズからFAとなった菊池雄星を紹介している。

 同メディアは、メッツの経営陣について「優秀な人材を獲得するために大金を投じる姿勢を示している」と言及。そのうえで「メッツが新たな一手を打つ場合、以下のような選手が注目される可能性がある」と、菊池の魅力を紹介した。
 
 記事内では、菊池の今季を「シーズン前半戦はERAが4.00を下回っていたにも関わらず、オールスター後のERAは5.00以上にまで上昇してしまった」と振り返ったうえで、「彼は自身のキャリアで初めてマリナーズ以外のメジャー球団へ移籍を目指している」と現況を説明している。

 今オフには、サイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザーを獲得し、絶対的エースとして君臨するジェイコブ・デグロムとの“二枚看板”を擁しているメッツ。同メディアはこの現状を踏まえ、球団と菊池側双方にとってのメリットを次のように分析し、トピックを締めくくった。

「実績のある中継ぎ投手を求めているメッツは、彼に大きな市場で再出発する機会を提供できる。そして、その周りには学ぶべき2人のエースもいるのだ」

 このほかにも、新天地としてはトロント・ブルージェイズなどが有力候補に挙がっている菊池。はたしてロックアウト解除後にどのような契約を締結するのだろうか。今後の展開に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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