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「次はスズキで利益を得るか」日本人獲得で成功したヤンキースに鈴木誠也獲得のススメ

THE DIGEST編集部

2021.12.18

鈴木を狙う球団は数多い。名門ヤンキースもそのひとつだ。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースにかつて在籍した日本人選手は伊良部秀輝、松井秀喜、井川慶、五十嵐亮太、黒田博樹、イチロー、田中将大の7人いるが、その中でも松井、田中、イチローは今でもことあるごとに名前が挙がる球団の歴史に刻まれた大スターと言えよう。そして、ヤンキースは今、もう一人、今後のヤンキースの球団史に名を残す可能性がある日本人選手を狙っている。

 メジャーリーグのロックアウトの最中においても、争奪戦のニュースでメディアの話題をさらっている広島カープの鈴木誠也だ。スポーツ専門ニュースメディアの『YARDBARKER』は、この鈴木と松井を比較すべく、26歳当時のスタッツを取り上げた。

●松井秀喜の日本での26歳シーズン:.316/.438/.654/1.092、42本塁打
●鈴木誠也の26歳のシーズン:.317/.433/.639/1.072、38本塁打
 
 松井と比較すると鈴木は本塁打こそ4本少ないが、他のスタッツはほぼ同じ。

「ヤンキースは過去にマツイ、タナカ、イチローなどの日本人選手を獲得して成功したことを考えると、次はスズキを獲得して利益を得るかもしれない」と同メディアは綴っている。

 果たして、ヤンキースから、松井、田中、イチローらに次ぐ日本人スターが誕生するのか。今後の動きから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部