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MLB

レッドソックス時代の上原浩治は「過小評価されている」。米専門メディアが「近年で支配的なリリーフ投手」と賛辞

THE DIGEST編集部

2021.12.19

“野球の本場”から再脚光を浴びた上原氏。日米通算で100勝・100セーブ・100ホールドを記録している。(C)Getty Images

“野球の本場”から再脚光を浴びた上原氏。日米通算で100勝・100セーブ・100ホールドを記録している。(C)Getty Images

 かつてボストン・レッドソックスなどで活躍し、現在は野球評論家を務める上原浩治氏。その存在が“野球の本場”で再び話題に挙がっている。

【動画】世界一の瞬間にマウンドにいたのは上原! 2013年ワールドシリーズ第6戦ハイライト

 2009年から17年の9年間をメジャーリーグでプレーした上原氏は、メジャー通算で22勝(26敗)、95セーブ、防御率2.66、WHIP0.89をマーク。とりわけ13年はアメリカン・リーグ優勝決定シリーズのMVPに輝くなど、不動のクローザーとしてチームの世界一に大貢献した。

 そして今回、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』は、「2000年以降のMLB各球団の最も過小評価されている選手」と銘打った特集を掲載。アメリカン・リーグ東地区のトピック内で上原の存在を取り上げている。
 
 記事では「レッドソックスでの4シーズンにおいて、ウエハラは防御率2.19、WHIP0.81、奪三振率11.6、91度のセーブ機会で79セーブを記録していた」と同球団での優れたスタッツを紹介。その一方で「近年の最も支配的なリリーフ投手の中でも言及されることは稀である」と、軽視されている現地での位置付けを指摘した。

 さらに「2013年には73試合に登板して防御率1.09を記録し、ア・リーグのサイヤング賞投票で7位となった」と続けた同メディアは、「その年のワールドシリーズでは、13回2/3を投げて防御率0.66、そして7度のセーブ機会をすべてものにしたのだ」と“神がかり的”な活躍を回顧する。

 その後は古巣の巨人へ復帰して19年5月に惜しまれつつプロ生活を終えた上原。それからおよそ2年半が経ったが、現役時代に残したその輝かしい功績とプレーは、これからもひとびとの記憶に残り続けるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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