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「いったい誰が打てる?」「やばすぎ!」上原浩治の”息子”が投げる魔球カーブに現地メディアが驚愕

THE DIGEST編集部

2021.05.24

上原浩治の息子、一真くん(右)。レッドソックス優勝時は7歳だったが、あれから8年の月日が経ち、驚異のボールを投げる投手に成長した。(C)Getty Images

上原浩治の息子、一真くん(右)。レッドソックス優勝時は7歳だったが、あれから8年の月日が経ち、驚異のボールを投げる投手に成長した。(C)Getty Images

 ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が昨年に引き続き今季も好投。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)も二刀流として躍動。3年目を迎えた菊池雄星(シアトル・マリナーズ)も適応の兆しを見せるなど、今季のメジャーリーグでは日本人投手の活躍が見られている。

 そんな中で、彼らよりも年齢は一回り、二回りも下の、“ある”日本人ピッチャーが有識者の間で話題を呼んでいる――カズ・ウエハラ。日米で大活躍した上原浩治の息子である。

 フロリダ州にあるアスリート養成校、IMGアカデミーの野球部に所属している一真さんは現在15歳。ポジションは父と同じピッチャーを務めているが左投げ。もっとも、力感のないフォームは浩治氏を彷彿とさせるものがある。そして現地時間5月22日、ツイッターのフォロワー数約35万人の人気野球ジャーナリスト、ジェリー・スラップショット氏が投稿したあるボールが注目されているのだ。
 
 スラップショット記者は、一真さんがカーブで相手から三振を奪ったシーンを掲載し、こう付け加えた。「コウジ・ウエハラの息子、カズが雲の高さまで浮き上がってストライクゾーンに落下してくるカーブを投げている。おいおい、こんなボールを一体、誰が打てるんだよ」

 同氏の「雲の高さ」はやや誇張が入っているものの、実際そのカーブは相手打者の頭上よりも高いところから急激に落下し、見事ゾーンに制球されている“魔球”だ。再生回数もすでに20万回を超えており、これを見た『CBSスポーツ』のダニー・ビレッティ記者も「やばすぎる!」と唸った。

 実は、今年2月にも一真さんの投球動画は反響があった。浩治さんがクローザーとして2013年に世界一に貢献したボストン・レッドソックスの地元メディア『NESN』が、「コウジの息子、カズ・ウエハラがえげつないカーブボールを披露している」とした特集記事を寄稿。あれから3ヵ月ほどだが、角度が違うとはいえ、一真さんの背格好は大きくなった印象で、それに伴って魔球カーブの変化も増した感がある。

 今後の成長次第では、メジャーリーグのドラフト上位指名という可能性も、ない話ではないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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