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「大谷vs大谷はどうなりますか」――米誌が訊いた“夢の対決”に大谷翔平が「できる限りリアルに」と熟考した結果は?

THE DIGEST編集部

2022.01.14

投打で異彩を放つ大谷。もしも、投手と打者として彼が対峙したらどうなるのか。その気になるテーマに本人が答えた。(C)Getty Images

 はたして、「投手・大谷」が「打者・大谷」と対峙した時、勝つのはどちらなのか――。これはおそらく大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の二刀流を目の当たりにした多くの野球ファンや識者たちが一度は考えたであろうテーマだ。

 どちらもポテンシャルは凄まじい。"二刀流"として完走した昨シーズンだけで見ても甲乙つけがたいものがある。打っては打率.257ながら46本塁打、100打点、26盗塁、OPS.965を記録。一方で投げても23先発で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、奪三振率10.77という圧巻の数字を残した。

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 仮に実現したとすれば、激闘は必至だ。そんな夢のテーマに他でもない大谷自身が答えた。現地時間1月12日に1931年創刊の米ファッション誌『GQ』が、初めて発行したスポーツ誌『GQ Sports』のインタビューに応じた際に「10打席であなたがあなたと対峙したらどうなりますか?」と問われると、「一生懸命に考えてから」(GQより)、こう考えを口にした。

「5三振、1四球、本塁打と二塁打が1本ずつ。そして、最後の2打席はフライアウトとゴロアウトですね」

 実現不可能な注目の対決で「投手・大谷」を勝者に据え、笑いながら「できる限りリアルにしてみました」と語ったというカリスマ。その少年のように考えを紡ぎだした姿に『GQ』は「オオタニは野球の常識を新しく覆し、古典的な野球を打ち壊すだろう」とレポート。さらなる躍進に期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部
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